そんなやりとりをしているうちに、ポイントに到達し無事に「成功」しましたとの声が

あぁ、終わったのかと油断した時、頭部にエグい痛みが

リードを通す部分に麻酔が効いておらずメスでザクザクいかれた!

「すいません、なんかめっちゃ痛いです」
「あぁごめんなさい(笑)」

(笑)じゃないぞおい、しかも二度も!
少しずつ電極を入れていくうちに周囲の電気などが消されて静かになっていきました

なんだ?と思っていると、ガラガラというような雑音が
それは自分の脳細胞の、神経の音だというのです
局所麻酔なので「これ脳の神経の音なんですか?」と会話をして尋ねたのを記憶しています
自分が話をしたタイミングの時は篭った音が重なっていました

あぁ、それまでは目隠しをされていましたが、その時には外してもらえました

画像だけではなく、こんな方法もあるんですね……
まずはMRIを撮ります
フレームがあるため、耳栓も出来ずにガンガンという音の中耐える。
二十分くらいののち手術室へ

ここから少し記憶も曖昧気味ですが
というより自分では見えていないため不正確かもしれない

頭部を開いて逐一現在の画像と比較しながら電極を少しずつ少しずつ入れていきます…