「アカン！○○てきた・・・」
「なんとかならんかなぁ・・・」
彼とはカレコレ20年近い付き合いで
当店にカットをしたり、パーマをかけたりと
長い付き合いだ。
そんな彼ももうシジュウ過ぎ。
髪も老化してくるのもうなづける。
で、この
アカン！○○てきた。の言葉に私は一言
じゃあ実験させろ。
そっと彼に告げた。
長い沈黙・・・
いや時間にすればほんの一秒か・・・
しかし、それ以上に重厚で、
まるで都会のビルの狭間に立つ
エアーコンディショナーの無い薄暗いアパートで
ジッと身をひそめ、ジトッと肌に粘りつく空気に
朝が来るのを息を殺しただただ待つ・・・
そんなヌメッとした重苦しい空気の中で
彼はただ一言。
わかった。と・・・
後は細かい言葉は一切いらない。
男と男の間にこれ以上の言葉は無意味だ。
まず私が取った行動。
それは・・・
現実を直視してもらうというかなり過酷なこと。
誰しも、見たくない今置かれている恐怖に近い現実
しかし、そこから始まる。
気が付くと彼の額からは粘りつくように見える汗が一筋・・・
シャッターを押す私の手も心なしか震えている。
いくぞ。
平静を装い。しかし上ずりそうな言葉・・・
それを押し殺すかのように、普段より低めの下腹に響く声で
そっと告げ、
一枚・・・また一枚とシャッターを押す。
静寂の中で無機質で感情の無い電子音だけが部屋の中に響く
気が付けば、セミのかき消すような鳴き声も耳に入らなかった
あの熱い夏。
それから月日は流れ・・・
銀杏の葉も黄色に染まり、冬の足音が聞こえ始めた風の冷たい朝だった。
あの熱い夏から・・・
彼は、冬の足音が聞こえ始めた今日まで
コツコツ自腹を切って励んできた。
そんな彼に劇的な変化が。
いや！目の錯覚か？！
俺はシゴトもそっちのけでＰＣのピクチャーにかじりつく。
おおぅ・・・
嗚咽が漏れた。
恥ずかしい。でもそんなことには構っていられない
腹の底からこみ上げる歓喜。
これは・・・
現実だ。
ほっぺたをツネる。そんな野暮なコトはしない。
でも確かにそこに残る映像だけが
ただただ事実を語っていた。
セミのかき消すような鳴き声も
耳に入らなっかったあの熱い夏の頃の彼
銀杏の葉も黄色に染まり、
冬の足音が聞こえ始めた風の冷たい朝の彼
実験は成功。
いや確実に前に進み、いまだ変化し続けていると言えるだろう。
季節は流れ、枯れ葉が舞う頃だというのに・・・
彼は、季節と逆行する雄々しく天に向かって生命の息吹き溢れる
喜びの新緑という名の若毛を手に入れた。
だがしかし、彼の旅はまだ始まったばかり。
『育毛』という大海原に彼は今
自信をもって立ち向かっていくことだろう。
「カゴさん。俺でえ～れぇ～恥ずかしい写真提供したやんか？」
よ～頑張ったな。俺もうれしいわ。
「そ～やろ～。店の広告に協力してきたわけやん。」
そ～やなぁ。ホントありがとう！
「いやいやいや・・・そーやなしに・・・」
うん？
「いつもの育毛剤セットでくれよ。当然タダで♡」
も・・・・ももももちろん（私の額からは粘りつくように見える汗が一筋・・・）
福袋2013冬 ｾｯﾄ番号5「育毛完璧セット」 ￥16800（￥5775お得価格）
期間延長で販売。12月25日まで。
058-297-3206 アオヘアーデザイン薄毛対策本部まで
コレが・・・
４ヶ月でこーなりました。
タンポポの白いふわふわのヤツみたいな毛が
ハリが出て、しっかりと太い毛に変わってきました。
まだまだ続ければ、すき間も埋まってくるハズ！
楽しみです。
このセットを６ヶ月は最低続けるコトをおススメします。