カゴハラです
とうとう別れの日を迎えました
お客様のスギヤマさんがあの娘を保護してくれてから
新しい飼い主が見つかるまでの一週間
アッと言う間に過ぎて行きました
スギヤマさんが最初みたときは4匹が寄りそっていたそうです
親猫は育児放棄ですでにいない状態でした
そのうち2匹は貰われていき
1匹は死んでしまい残された1匹を不憫に思い
子猫の飼育をネットで調べ新しい家族が迎えに来るまで
保護し育ててくれていました。
そんなスギヤマさんの話を伺った翌日グッドタイミングで
私の後輩のカトー(♂28歳既婚 子供2人)
がなにげに現れ
「ず~~と飼っていた猫がいなくなり寂しい」と・・・
「あ~これは縁やな」と、
で、10月2日13時に引き取りに来る予定になっていました
「チャ-ミ―」を我が子の様に昼夜問わずミルクを哺乳瓶で与えていた
マツミは
「今日、信長祭りやで渋滞して遅れないかなぁ」とか
「都ホテルでAPEC国際会議しとるで検問にあって
職務質問に引っかかって留置所に入れられ来れん様にならんかなぁ」
など・・・無茶を言ってます
母性本能なんでしょう・・・
昨日の深夜にも私にメールで
「やっぱりウチで飼えないですかね・・・」なんて
未練タラタラです・・・
当日、約束の時間まであと3時間。最後の授乳をし、終える頃
突然、別れがやってきました。
カトーの登場です
「早くこれたんで来ちゃいました」
なんとも嬉しそうな顔・・・なんか腹だたしい面です・・・
小脇には「チャ-ミ―」の新しいベッドを抱えております
「これ¥15000もしたんですよ」
と、得意顔・・・
彼なりに嬉しくて、そして、受け入れ態勢バッチシをアピールしたんでしょう
マツミを見ると落胆と、カトーに対する怒りの顔が混じっています
きっと
「おめ~来るのが早すぎなんじゃァ」
「もうちょっと別れの余韻をもたせろやぁ!」
と、思っていたはずです
ノー天気なカトーと寂し気なマツミ・・・
これほどまで、相反する顔の相のコントラストがなんとも複雑です
スタッフ達もカトーに対する忌々しい怒りが沸いたに違いありません・・・
「13時っつったら13時やろ!まだ10時やぞ!!!」とでも、言いたげです
この1週間でスタッフの心を鷲掴みにした「チャーミー」の可愛らしさなんでしょう
どこの馬の骨かワカラン奴
(どういう奴かは知っているんですがね・・・)
に可愛い我が子を差し出す親の心境です
「じゃぁ、もらってきます♪」
「で~れぇ~可愛いげぇ」
「嬉しいなぁ。よ~~し、明日もホームランだぁ!」
「アァア~~ぁ~チャーミィー・・・」
「カトーのアホ~!
わてのかわいいチャーミーを大事にせな承知せんわよ~!!」
「おしん」も顔負けの別れです・・・
*せりふはすべてフィクションです
♪チャーミーグリーンを使うと手をつなぎたくなる~♪
幸せそうなCMでした。
「チャーミー」もそんな風に幸せになって欲しいものです
きっとカトーのコトです
センスの全く無い名前に変わっても(私もセンスがナイですが・・・)
ず~っと「チャーミー」な感じで生きてくれるでしょう
*補足
カトーは猫を飼うのにとても慣れています
しかも、子煩悩で赤ちゃんのお世話もお手の物です
そして、悪人ではありませんのでご安心を・・・






