先ずはD-CLAWオフショアカスタムシリーズの新製法についてのゴニョゴニョ…。
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さて、画像下のカマススパークは2017年モデル、上のオウムフレークカラーは2018年モデル。

既存の製造モデルは、メインワイヤーに強化樹脂フレーム構造(PAT.P)を組み込んでから、弊社独自の高発泡強度樹脂を纏わせて、下地作りの後に外装塗装・最終トップコート施していました。
しかし、昨今のオフショアフックの針先は非常に貫通力が上がり鋭くなりました。シングルフック推奨にするならば、一点の針先に加わる力も強くなることは容易に察しがつきました。如何にトップコートをどれほど強くしても(ルアーの浮力などを考慮した膜層厚)限界がありましたが、協力ファクトリーとの協同研究のもと、ボディーを形成する高発泡強度樹脂の内側と外側で硬度を変えることでボディー自体の強度が上がり、外塗装・トップコート自体もより機能する事を確認しました。
ハッキリ言って手間もかかりますし、色んな難しい問題もありましたが、昨年の夏前には問題点もクリアーして後出しジャンケン的談話になりますが…。(笑)     2017年発売のビーコン180には既に採用していました!

マリノシリーズは、知っての通り各モデル毎アクション特性が違います。今まで以上に捕食者を惹きつける狙いのアクションになるよう全モデル微調整を繰り返してきた為に、2017年9月以降は既存モデルの販売は行いませんでした。

お知らせとなります!
先日より2018年モデルの受注を開始致しました。既に多くのご注文を承り誠に有難うございます。2018年もオフショアカスタムシリーズのルアー達は計画生産となりますので、受注期間を過ぎた場合は対応不可となります。受注期間の定まっていない製品は在庫がある限り対応させて頂きます。製品品質管理の点において今の計画生産スタイルは堅持していきますので御理解頂けますよう願います。

D-CLAW 代表 山本克己