You can be an Artist.(あなたはアーチストになれます。)
You can be a Barista.(あなたはバリスタになれます。)
Even if no expensive machine,(高価な機械がなくても)
Just a cheap milkfrother(安いミルク泡だて器と)
And Frothing Techniques.(泡立てテクニックがあれば。)
Latte art Revolution.(ラテアート革命だ。)
この動画は私のYoutubeチャンネルのウェルカム動画だ。
ラテアートは上出来なエスプレッソと職業バリスタの熟練したテクニックの両方が必要とされてきた。
逆に読めばラテアートが提供できるカフェはいいエスプレッソが抽出でき、腕のいいバリスタがいるという証でもあった。
職業バリスタは誰しもが知っている常識である。
その常識の中にあって私が安物のミルクフローサーなんぞでラテアートができてしまった。
当時世界初のことだった。
「革命」なのだった。
世界中で私のYouTubeチャンネルの動画が視聴され再生数はうなぎ登りでYoutube本体からパーティーにも招待された。
私には確信があった。
職業バリスタは絶対に安物ミルクフローサーを使ってラテアートをするなんてことはしないだろうと。
なぜなら、ラテアートは良いエスプレッソと熟練したテクニックの証であることを否定し自らの首を絞めることに他ならないからだ。
もう一つ理由がある。
職業バリスタは業務で多忙を極めている。
立ちっぱなしで8時間以上働けば、クタクタで業務以外でラテアートなんてしたくはないと思うだろう。
しかし以外にも予想はすぐに外された。
安物ミルクフローサーでのラテアート動画をアップして1年も経たない内に名古屋のカフェの人がNHKに出演して実演した。
私の動画を見たことは明らかだった。
当時使っていたミルクフローサーと同じものを使っていたからだ。
様々な100均ショップで色々なのが発売されていたにもかかわらず色まで同じものを使っていた。
そして現在、私の動画の視聴数が減少した。
理由はYouTubeのアルゴリズムが変わったからだろうと思ったが
もっと大きな理由があった。
それはここ数年世界中でミルクフローサーのラテアートの動画がアップされていることだ。
下手なものや上手なもの、インチキなのもや丁寧な説明付きなものもある。
職業バリスタのものが目立つのには一番驚いた。
これはコロナウイルスの影響が考えられる。
コロナウイルスによってカフェから客が減ったり潰れたり。
職業バリスタは暇になり仕事以外にもラテアートする体力が保たれた。
そうした職業バリスタが私の考案した安物ミルクフローサーのラテアートに参入してきたと分析している。
相対的に私の動画の価値が薄まってYouTubeのアルゴリズムから弾かれるようになったのだろう。
もっと再生されて称賛されたい気持ちはあるが動画を制作する当の私の体力が厳しい。
動画を1つ作るのに撮影は1日がかり、編集には毎日3時間やって1週間の深夜作業となる。
5年前のYouTubeパーティーでは参加してたイギリス人から「Old man」と言われたぐらいの年齢だからな。
その時は、「そっちの方がよっぽどOldだろがい!」と言いたかったが英語でなんて言ったらいいかわからなかった。
年をとるといろいろ弱る。
が、今後も動画は上げるぞ!
↓ミルクフローサーを使ってラテアートする方法の詳細は、