医療器メーカーの仕事をしていると、自分が新入社員だった頃に研修医だった先生が、自分が歳を取るとともに相手も准教、教授と昇格していって、かれこれ30年来の友人になったりします。日本のメーカーに入って、新人でアジア、中堅で欧州、管理職で米国、そしてまたアジア、さらに中南米と海外の担当を巡ってきた私が、今も懇意にしている先生のひとりが、アメリカ人で今はフロリダのメディカルセンターで消化器部長をしているRH教授です。ファーストネームでRobと呼んでいます。
現在65歳のRobとは、私が20代の後半、彼が30代半ばの頃から、それぞれのボスにくっ付いて世界のあちこちで顔を合わせるようになりましたが、今後の中国の学会対策をこうしよう、インドでの新技術の教育展開をああしようと、同志としていっしょに議論しながら仕事をするようになったのは、私が米国駐在をした20年くらい前からです。
たぶんRobと一緒にいちばんよく行ったのはインド。これはデリーの学会で。
サンフランシスコでは、学会長として挨拶。
ソウルの学会で発表。
欧州学会のロンドンで。教授たちとのこの種の交流がまだ許された今は昔。
インドでは足掛け３年がかりのライブによる実技指導のキャラバンを企画しました。スタートは、ここチェンナイです。
中国にもよく行きました。杭州のお寺です。
LAに近いパサデナで開催のシンポジウムで。
インドのキャラバン。ムンバイ編です。
チリの首都サンチャゴの学会ディナーで(右から３人目)。
翌日昼の学会プログラム中に1000人くらいの前で現地の教授から「メーカーの責任者から意見を聞きたい」と嫌らしい質問を受けて困っていると、会場にいたRobが見事な助け船を出してくれました。
サンフランシスコでは、学会長として挨拶。
ソウルの学会で発表。
欧州学会のロンドンで。教授たちとのこの種の交流がまだ許された今は昔。
インドでは足掛け３年がかりのライブによる実技指導のキャラバンを企画しました。スタートは、ここチェンナイです。
中国にもよく行きました。杭州のお寺です。
LAに近いパサデナで開催のシンポジウムで。
インドのキャラバン。ムンバイ編です。
チリの首都サンチャゴの学会ディナーで(右から３人目)。
香港では、６ヶ国のVIPが集まって新製品を使った動物実験を実施。
当時のRobの自宅と大学があったSouth Carolina州チャールストン沖でクルーズ。
インドキャラバンのカルカッタのディナーで誕生日のサプライズ。
この夜、私は予告なしで締めのスピーチをいきなり指名され、インド流ムチャ振りの洗礼を受けました。
上海の学会ディナーで人民解放軍医大学の教授たちに囲まれます。
ブリュッセルの学会でのライブデモ。
神戸では、ホンマモンの「Kobe beef」を堪能。
Robのおかげで日本の美味しいものもたくさん頂きました。笑
当時のRobの自宅と大学があったSouth Carolina州チャールストン沖でクルーズ。
インドキャラバンのカルカッタのディナーで誕生日のサプライズ。
この夜、私は予告なしで締めのスピーチをいきなり指名され、インド流ムチャ振りの洗礼を受けました。
上海の学会ディナーで人民解放軍医大学の教授たちに囲まれます。
ブリュッセルの学会でのライブデモ。
神戸では、ホンマモンの「Kobe beef」を堪能。
そんなRobは、今フロリダ州のオーランドにいるので、前週記事のHIMSS学会の機会に会ってきました。
フロリダ一帯に多くの拠点病院を展開するグループの本部は巨大な施設です。
Robが部長の消化器ユニットの待合室はこんな感じ。
窓の外には大きな湖が美しいです。
Robが部長の消化器ユニットの待合室はこんな感じ。
私の前々職で最後に会って以来、実に７年ぶりの再会です。
インドキャラバンでいっしょだったドクターV(呼び名はシャーム)も同じ部署に移籍しており、びっくりです。
夜は、Robの自宅に近いお洒落なビレッジでフロリダ名物のシーフードをご馳走になりました。
戦友？との旧交復活の嬉しさにビールのあと二人で赤ワインを２本も空けて、私は本当に久々に前後不覚に酔っ払いましたが、タクシーの運ちゃんも悪い人でなく気持ちよくホテルに帰れました。(おわり)