「とうとうこの日がきてしまった・・・」
朝、目覚めてそう思った・・・
えっ
何かって
そう、今日は会社でインフルエンザの予防接種を受ける日なのだよアムロ
あれは、数週間前・・・
会社での朝礼
今年もインフルエンザの予防接種が会社でタダでできますが、誰か希望する人
上司が問いかける・・・
すると、皆が手を挙げるではないか・・・

しかし、俺は挙げない
because,なぜなら・・・半年前に突発性難聴を患い、毎日点滴の日々・・・
そして、1週間断り続けたが仕方なく入院・・・そして毎日注射・・・
今日もブスッ・・・昨日もブスッ・・・明日もブスッ・・・血管が細くて入らないとブスッ、ブスッ、ブスッ・・・
順調よく刺さったと思ったら、液が逆流してもう一度ブスッ・・・
2週間入院の末、回復の見込みがなく治らずに晴れて退院
早く帰りたくて朝一でお迎えにきてもらい、1階の自動販売機でちょっとコーヒータイム
すると院内放送で呼び出され恐る恐る戻ると、薬の渡し忘れというのでホッ
そして帰ろうとすると、またまた呼びとめられ、最後の注射が残ってるから打って帰れと捕まった・・・
・・・
・・・
そう・・・
もう注射は嫌なんだ・・・
・・・
・・・
だって・・・
怖いじゃないかぁぁぁぁ
毎日、毎日、注射の恐怖に怯えた日々・・・
ストレスを溜めるといけないから入院して安静にしていないといけないというが、注射で・・・
注射で・・・
ストレス溜まるだろうがぁぁぁぁ
入院という拘束にストレス溜まるだろうがぁぁぁぁ
と、言うわけで俺は手を挙げない
なのに・・・
なのに、上司がさらに俺に問いかけるんだ
「お前は受けんのか
タダやぞ
」
タダ・・・
タダねぇ・・・
いやっ、騙されんぞ
タダほど痛いもんはない言うてた・・・
うぅ・・・でも皆が手を挙げて俺だけ挙げてねぇ・・・
ココはAIRを・・・いや、空気を読むべきなのか・・・
俺はこう答えのさ
耳の穴かっぽじって良く聞くがいい
その目、見開いて良く見るがいい
「じゃっ、じゃぁ・・・
」
うぉぉぉぉぉぉっっっ

言っちまったぁぁぁ・・・
言っちまったよぉぉぉ・・・
逃げれなかった~逃げれなかった~逃げれなかった~ギャアー!注射~
(会いたかった~会いたかった~会いたかった~イエイ!君に~
)AKB48風 ※AKBには全く興味ない
そんなこんなで今日という日を迎えてしまったのだよアムロ
そして、遂にその時がきた・・・
ドキドキと高鳴る俺の鼓動・・・
もうどこへも逃げられない・・・
前の人が注射を打たれようとしている・・・
「ちょっとチクッてしますよぉ。」
・・・
・・・

おい待て
俺は見逃さなかったぞ
今の打つタイミング・・・
「ちょっとチクッてしま(ブスッ・・・)すよぉ。」

しま・・・っで、しま・・・っで、ブスッ・・・といったよ・・・
やべぇ・・・
それじゃぁ心の準備ができんでしょうがぁぁぁぁ

そんなこんなを見てしまった俺は高鳴る鼓動を必死に押さえながらも、心の準備に動揺を感じまくっていたのは言うまでもない・・・