今日の笑点では、山田さんがゴミとしてたい平さんに担がれて行った。

 

これを学生が真似したらどうなるか。

即刻厳しい処分が下るのは間違いない。

 

じゃあ、笑点メンバーは真っ黒で処分を受けなければならないのか。

学校のルールではそうなる。

どこぞの有名タレントのように謝罪会見、番組から抹消である。

 

あれはわかってるメンバーでやってるからOKなのよ、という弁明もありそうだ。

じゃあ、同じく学生同士でその弁明をしたら、どうなる?

真っ黒である。

 

じゃあ、どうがいいのよという話であるが、

私は、いじめをするほうを過激に断罪するのがそもそも間違っていると思う。

現実の社会で普通に起こりうることなのだ。

もちろん悪いには悪いのだが、昨今の何かあったらすぐ厳重処分という流れは、

どちらかというと、支配者層が下の者に対して厳しく弾圧をし、

自分たちが安全に暮らすための手段となっている気がする。

 

そう、強いのは、教育委員会であり、マスコミであり、支配者層である。

いじめを断罪するのも、ある意味では弱いものいじめと変わらない、そんな何かが

あるような気がしてならない。

 

・・・・そして。この強者の中に、世間一般の普通と呼ばれる人がいるというのが、

問題の最も暗く根深い原因であろう。

彼らは、いじめをするものを断罪する、ということを声高に叫ぶことで、

自分たちのストレスを解消しているのだ。

日本全体が弱いものいじめをしているといってもおかしくないのだ。

困った国民である。が、人間というものは、そういうものかもしれない。