先日、経営講座の受講生のろうの男性と話をしていていました。
彼は、ビジネスプランの中で、飲食を中心に考えています。
非常に友人の多い方で、海外のろう者の友人もとても多いです
先日は、台湾のろう者を取り巻く環境について話を聞いていました。
台湾では、露店などでろう者を見かけることも多く、
また、ろう者も健聴者も混じり合って店にいて、特に壁が出来ることなく、一緒にいるようです。
夜市では、ろう者が町にとけ込んでいる様子。
ろう者の露店の店主が一生懸命に料理を作り、
健聴者の娘さんが呼び込みをする光景もざらにあるようです。
聞くところによると、日本でも昔はそんな光景が見られたようです。
ただ、現在は露店で商売をすることよりも、みんな大手企業への就職を目指します。
結果、家(あるいは自分たちのコミュニティ)と会社を往復するだけ。
町で見かけることも少なくなり(事実はさておき、認識としては)
結果的に、ろう者と健聴者が接する機会が減ったとのこと。
単純に、昔に戻ればいいとは思いませんが、
意識しなくとも『触れ合う場』や『接する場』を作る必要がありますね。
手話サークルにいる人は、それこそもともと関心が高い人たちですし、
そこまでの意識がない人も、自然と接することが出来る何かが。
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