先天性の盲ろうである子供が、言葉を獲得するまでの映像を見ました。
産まれてから、見たり、そして聞いたりすることが出来なかったために、言葉の概念を覚えるには、ひたすら触れて体感をして、、、、そしてそれを繰り返していました。
通常の単語を覚えるのも苦労します。
助詞を覚えるも、電車の模型を動かして、手で感じ取りながら、
『東京駅を出発する』
『東京駅に到着する』
を覚えます。
また、慣用句を覚えるとなるとさらに大変です。
場面が切り替わり、
先生と生徒が校庭を走り、息が切れ切れです。
先生は、聞きます。
「どう?体に変化はある?」
「苦しくて変な感じです」
と生徒は答えます。
次に先生は、
「肩が上下に動いているのがわかる」
「はい、わかります」
と生徒は答えます。
そうこれが『肩で息をする』ということなのよ、と説明します。
このように彼は一つ一つ言葉を覚えていきます。
それとともに、自分が今まで表現できなかったものを表現できるようになり、
喜びを感じ、また勉強に励みます。
映像では、小学生でした。
しかし、現在彼は大学受験にチャレンジする年齢になりました。
いまだかつて、先天性の盲ろうの方が、大学に入った例はありません。
ぜひ、その前例をぶちやぶってほしい、と思うと同時に
『見たり、聞いて、勉強できる状態に感謝しないといけない』ということを実感しました。
今週も頑張ります!!
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