受講生の聞こえない生徒に限らず、手話サークルに来ていた紳士淑女も、皆さん表情が豊かです。


手話が、単純に手の動きだけでなく、表情を含めて、伝えるものだからやと思います。


逆に相手が伝えようとすることを理解する時には、神経を集中して、手や腕、指に動き、表情などを読み取ろうとしていると思います。


自分自身そう心がけていますし、手話をずっと使ってきた人は、自然と、相手をするどく観察するんだ、と思います。


受講生もとても表情やリアクションが豊かで、加えてこちらの反応にとても敏感です。


それ自体はとてもいいことだと思いますし、コミュニケーションをとるうえではなおのこと大事だと思います。



ということを最近、感じていた中、ちらっと『口下手』な人の特徴を考察している文章に出会いました。


要約すると、


「口下手な人は、敏感で繊細、なにより天性の観察力がある。観察力は人と人のコミュニケーションに重要な要素で、最大の長所であると同時に、最大の弱点となる。」

ある瞬間、敏感な観察力が思いこみになり、事実を捻じ曲げてとらえてしまい、ほっておくと次第にエスカレートしてしまう。」


ということが書かれていました。



・・・・



そうですか。


現在受講生を含めて、耳が聞こえない方からの相談はとても多く、大半コミュニケーションについてです。


悩みの内容と原因、それに対する対処はいくつかに分類されますが、


たまに聞くのが下記の相談です。


『職場で筆談で、質問をしたけど、上司から嫌な顔をされた。今まではきちんと対応してくれていたのに、最近は冷たくなってきている気がする・・・』


『会議で意見を求められたけど、応えることが出来なかった。その日以降、冷たく当たられている気がする・・・』


新卒の子や若手の人に比較的多い悩みやな~と感じます。


原因はいくつかの要素に分類できます。※あくまで仮説ベースですが。

上記の例では、

①上司が筆談がめんどくさくなった

②忙しすぎて、質問されること自体に煩わしさを感じた(筆談云々が問題でないケース)

③嫌な気分ではなかったが、たまたま表情が曇った

などなど


感受性が豊かな人が多いのか、相手の表情にとても敏感。

その裏返しで、ネガティブに考えやすい傾向もあるんでしょうか。


個人差はあるとはいえ、何が原因なのかを冷静に考えられるようになるといいかもしれません。



うん。



自分の思考のクセを知ることと、感情ではなく論理的に物事を考えること。


加えて、観察力と感受性のバランスが取れれば、


めっちゃ良い形になる気がするんやけど、、、どうでしょうか?



************************

◆1月開講講座が決まりました!

⇒(http://d-and-i.jp/explains/index/00163


◆【聴覚障害をお持ちの方向け】ビジネス対人力講座スタートします!

⇒(http://d-and-i.jp/mces/index/00171


◆PCスキルサポート講座スタートしました!

⇒(http://d-and-i.jp/mces/index/00127


自分に合った講座を探すには・・・

⇒(http://d-and-i.jp/mces/index/00002


◆12月 3日(金)夢をかなえるためのヒント
現状を打破したい方、もっと成長したい方、悩みを抱えている方へ
⇒(
http://d-and-i.jp/mces/index/00168