先日、スクールの受講生と話をしていたおりに、


習い事をしようと思ったときに、聴覚障がいを理由に断られた、という話でした。


そういった場面に出くわしたときに、対応は千差万別だと思います。



スクールの生徒の中には、


『自分自身が会社を作って、同じ思いをする障がい者の人を減らすために、事業を行う』


という人もいます。


他には、『団体などを通して、多数の人の意見を集約して、国や自治体に呼びかけて、変えよう』


という人もいるかと思います。



変化を起こすには、色々なやり方がありますし、間違いはないと思います。



先日、とある社長と話している中で


シンプルに、ダイレクトに、


先方に、『変えたほうが得だ』、あるいは『変えたほうが楽だ、効率的だ』と思わせることが大事、、、そんな気がしています。


お上から言われても、例え世間から非難が浴びようが、

変えないところは、変えませんので。



例えば、(少し極端ですが。。。)


とある駅に車いすの方を運ぶための機会を設置してもらいたい、と考えたとします。


毎日利用している駅だとしても、1日その人が利用するだけならば、駅員さんが頑張って車椅子を持ち上げて運んでしまうかもしれません。


そちらの方が費用的な無駄もなく、単純に力を使えば解決できるので。


ただ、これが100人、50人と言わずとも、

合計20人の方が、20分おきくらいに来て、


『駅員さん、電車に乗りたいから、持ち上げてもらえませんか?』


と言われ、対応していたら、駅員さんは他の仕事ができませんね。


そうなったときに、


『駅側が、駅の利用者で車椅子の人が多くいます。


なので、その対応をしているだけで他の業務をする余裕がありません。


機械(エレベーター、昇降機とか)を導入して効率化を図りましょう。


費用が○○円かかったとしても、浮いた人件費は年間○○円なんで、◆ヶ月でもとが取れますよ』


となるわけですよね。



変えたいのならば、


『自分で仕組みを作るか』


『もっと外に出ていって、変える大義名分や理由を作ってやるか』


がストレートだし、大事だと思います。



ふと、そんなことを思いました。