JAL株が、マネーゲームの末に、昨日最終売買日を迎え、今日、上場廃止へ。


JALの迷走の原因は、色々あるが、会社が人で構成されている限り、社員の当事者意識や危機感が全体に大きな影響を与えます。


JALが会社更生法適用申請を控えた時期にも、海外支店では会社経費の新年会でクライアントとゴルフやクルージングをしていたという話もある。


経営層の顔も知らず、同じ現場でも部署が違えば、全くの関わりを感じられない状況。


それが、何十年も続けば、異様とも言える感覚で、しかしそれが普通だ、という認識で働いているのかも知れません。


過去の経営統合の影響もあるとは思いますが、会社全体をひとつの方向に束ねていくには、半端じゃないショックがいるんでしょう。


しかし、規模感や程度は違えど、どの組織にいても起こりうる現象。


引き締めなおさないといけないですね。