本日は、各関係者にスクール等の案内を送るために書類の封入等を行っていました
大量にある場合は、やっぱりみんなで分担すると早くで楽です。
ふと、以前一緒に働いていた全盲のメンバーの一言を思い出しました。
「私も書類を封入して、のりづけをするぐらい出来ますから、声をかけてくださいね」
当時は、「見えへんのに、どうやんの?」って思いましたが、
今は、スクールの視覚障がいの生徒にも、書類の郵送業務ができるように指導しています。
実際にビジネススクールの事務講座でも、視覚障がいの方にも書類の郵送業務の実務を体験してもらいました。
今、彼が面接を受ければ、
「ほとんど視力はありませんが、自分なりに工夫をすれば、
書類の郵送業務もほぼ一人で行うことができます」
と言い切ることが出来ます。
面接官としては、
普段は配慮しないといけないって思っていた事項をできると言い切る人に出会った時の印象は全く異なると思いますし、
自分の障がいのみを理由に自分の業務に制限を付けない、主体的な人として認識されると思います。
実際の現場では、こういったところが、明暗を分けます。
スクールでは、実践的なスキルを身につけてもらうことはもちろんのこと、
「障がいがあったとしても、業務を行うためにできる工夫」を、
時間が許す限りお伝えしていきたいと思います。
必ず、明確な手ごたえが感じられるはずです。