Muito obrigado !
柔かな笑顔を浮かべた男は、商品を大きめの紙袋に詰め、客に手渡す。
人いきれがする…
シンプルな欲望と、気候だけでは説明がつかない熱気と活気がそこにはある。
日常と非日常…国が、人種が、界層が、様々な要因の変化で入れ替わるそれらは、ある意味表裏一体と言える。
貧困層で生まれ、その中で育った彼には、所謂〝学〟は無い。
勿論、大多数の人間に生まれながらに、衣食住や教育が約束されている様なぬるい国の〝倫理観〟など無いことは言うまでもない。
あるのは、目の前の生への執着。
生きる為に、食べる為に。
ある国では、害虫を、家畜を殺める事と人を殺める事の差異は、俎上にのぼすにすら値しない程、異な事である。
笑顔で店を切り盛りし、妻と子を養う男。
彼は、ある組織の斡旋で他国に渡り、ある仕事を行っていた…繰り返し繰り返し、そして自国に戻った彼は、もう貧困層街に戻る事はなかった。
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よく平気な面して生きてるよな。
どれだけの人達の人生を狂わして、終わらしてきたのか。
時々、不思議な思索に陥る事がある。
〝今、普通に生きている〟
〝今、真面目に生活している〟
それらと、自分が行ってきた事は関係ない。
それは錯覚ではなく、現実逃避だ。
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他愛も無い日常。
他愛も無い些細な幸せ。
ある日突然全てを失う事もある、なんの前触れもなく。
だからこそ、やりきろう。
やりたい事を、やりたいだけ。
他人の目を気にする事もあるだろう。
でも、最終局面では、その他人は何もしてくれないよ。
そして、ある観点から見れば血縁者ですら他人なんだよ。
均衡は保たないといけない、それを踏まえた上で、生きたい様に生きよう。
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ちょっと思い出したよ。
よく冗談で地獄だ〜、なんて言う事あると思うけど…
知ってる?
本当の地獄。
