Another story ⑥ …ねっこリフター全国大会番外編…

今回はショート・ショートやで

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『なあなあ、たねこ さっき試合中になあ、105kg級のコート見ながら、武田以外誰見るんだよ〜って言うてる奴がおってん なんか見た目ロクにトレーニングもしてない感じやったのに ムカつかへん❓』

『へえ、でもその人は1人でいたんだよね？』

『うん、そやで』

『そっか、まあ1人でそういう事を言ってるって事は、恐らくチームの関係者の可能性は低い…単純に、パワーのファンというか、パワー好きで観戦しに来たんだろうね。』

『となれば、そういうある種辛口な意見はありがたいよね。  取り巻きがいいよ、いいねしか言わないようじゃ、競技団体としてのレベルも向上していかないだろうしね。』

『ふ〜ん  たねこは色々考えてるんやなあ』

『まあぶっちゃけ俺も、面と向かって聞いたらイラってしたかもしれないけどね(笑)』

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あっ師匠がトイレから帰ってきたで

『のねこ、今トイレの帰りロビーにカネキンがいたよ！』

『カネキンって、たねこが喋り方マネしてたあのユーチューバーの❓』

『うん、何か可愛らしい感じだったよ。』

『へえ〜  やっぱり全国になったら、色んな人が来るんやなあ』

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『ふぅ…のねこ、お疲れ様！』

『たねこもお疲れ様』

『まあとりあえず、飲みねえ🍾喰いねえ🍖って事でね。』

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この時、美味しいん食べて、お酒もチョビーッと飲みながら師匠が色々話してくれたんやけど、何か不思議と悔しいって気持ちは少なくて、ただ、たくさんの素晴らしい選手達に貰った〝モチベーション〟という〝ギフト〟…これをしっかりと受け止めて育んでいく…そういう気持ちになってんやって

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でなあ、師匠には言うてなかったんやけど、この時私も実は…

自身の深淵でなにかがモニョリと蠢いてんでえ

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さあ恒例のウチのねこ紹介も今回入れて後２回やなあ。

まあちゃん ♀  2歳やで

抱っこがだいすきで、小さい時はいつもおかあさんにずっとついてて、メッチャ甘えん坊なんやで〜