Another story ② …ねっこリフターの背伸び…

とうとうやってもた。㊙️

と〜うとう、やってもうた。㊙️

うううっ…皆んなには言うてまうけど…あのなあ、ほんまにナイショやで❗️

絶対に彼奴には言うたらあかんで❗️

この間、初めて1人でトレーニングに行ってん

いつもはあのゴッツイのんと一緒に行ってるからな〜んも考えとらんかったけど、やっぱり女1人で行くと緊張するわ〜

なんかなあ、気のせいかもしれんけど、1人でフリーウェイトしてると、周りの男の人が、ショボいクセに何しとんねんって私を見てるんちゃうかなあって感じてまうねん

まあ実際ショボいんやけどな(笑)

でなあ、女の人少ない上にほとんどの人が、走ったりしてる感じやねん

ウエイトやってる人も、なんかマシンで1セットするごとに移動してるねん。

なんでやろ❓

彼奴に教えてもろたんと、全然ちゃうやり方やねんなあ〜。

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でもなあ、なんか楽しかったわ

もっと重たいん挙げたいし、これからも来たいねんなあ〜…あっでも、いつも彼奴にメニュー作ってもらってるから、彼奴に頼まなできへんやん‼️

どうしよ〜

言うたら絶対怒るやろな〜

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『のねこ、お疲れ様。  今日も頑張ったねえ。』

『うん、たねこもお疲れ様。』

…最近は、週末ごとに一緒にトレーニング行って教えてもらってるねん、で、その後はゴハン食べながら反省会。  

あっそうそう、今回からは〝師匠〟って呼ぶな

ようスネるし、トレーニング中はメチャクチャ厳しいんやけど、アスリートとしては尊敬できるねん…教えて貰うとるしな

膝の骨ポコ〜いうてでとるし、肩の骨もポコ〜いうてでとるし、小指曲がっとるし、ようトレーニングするなあ言うより、よう平然と歩いとるなあて思うわ…おかしいやろ(笑)

って今はそんな事考えてる場合ちゃう❗️

どうやって言おかな〜、うーん

絶対怒られるしなあ〜

『のねこ、明日は仕事やしそろそろ帰ろうか。』

…はっどうしよ思てたら、上の空であっという間に帰る時間なってもた

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『んじゃ、のねこ気をつけて帰りよ。 帰ったらLINEするんやで。』

『ヒミツ…ヒミツのトレーニングっヒミツのトレーニングっ』

『えっ？声裏返ってるよ？何言ってるの？…どうしたん？』

『ヒミツのトレーニングっ』

『ん？んんん？…もしかして1人でトレーニング行ったの？』

『うん…ごめんなあ』

『はははっ、何も謝ることないよ、そっかあ、とうとうデビューしたんだね。』

…ってか怒ってない…よな？

おそるおそる聞いてみる。

『んじゃあメニュー作ってくれる？』

『勿論だよ。  ただ、最大限の安全マージンをとること、怪我だけは絶対避けないといけないからね、それと、やりすぎるのはダメだよ。  やりすぎる位なら、足りないくらいで丁度いい。』

『約束できる？』

『わかった、ありがとうなあ』

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結局この時から、1人でもトレーニングするようになってん

ここが私のターニャングポイントやと思うわあ

って気づいたらもうこんな時間やんっ‼️

皆んな遅い時間まで付き合うてくれてありがとうなあ〜

『もうピッピもおネムやわ一番の長老やしなあ』

♀21歳ピッピやで、人間やったら凄いおばあちゃんや。

でも美人やろ

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…続く