「僕、手が遅いんです」
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しばらくぶりに続きです


最近みんなに自分の体を良く知ってほしいと強く思います。

結構健康番組が多くなっているせいで知識が有っても理解が無いケースが多いので気の毒になる事が多いです。

それはどのような事かというと、例えばビタミンCをたくさんとると風邪を引きにくいという話が有ったとします。
テレビでは視聴者に解りやすく説明する為に少し大げさにしてビデオにしますね。
その際に監修している側は必ず注意喚起する部分もあるのですが、そんなのは小さく扱われます。
実際ビタミンCは大量にとると尿に排泄されます。それにビタミンCというのは「アスコルビン酸」という物質です。

風邪を引きにくくなるのは特に風邪がはやってる時に欠乏しやすい為とると良いだけで必要以上にとる必要はありません。
目安として1gもあれば良いでしょう。もちろん食事をとればそれで補給できる場合もあります。

ここまでは普通の話なのですが、飲みやすくする為にドリンク剤では大量に甘味を加えます。
その点はカロリー摂取に関わってくるので、もし日常きちんと摂取できていれば不必要なカロリーをとるために飲んでしまう事になります。
これって2次的によけいな事してる気がしませんか?これでダイエット食なんか食べてたらさらに無駄が多いような気がしませんか??

また実際の問題としてビタミンCだけで風邪が予防できる訳ではありません。
総合的にいろんな注意が必要になるのです。

しかし昨今の取り上げられ方はその効能を強調しすぎるあげくバランスを欠いた物が多いのです。

さて、ここで噛み合わせの話です。
噛み合わせを直せば何でも治るという考え方はまず傍らに置いて話を考えてください。

人間が生まれて安定した噛み合わせを獲得するまでの期間はどのくらいでしょうか?
簡単に正解できる人はそんなに多くはないかもしれません。(歯科関係者は除きますよ)
まず最初にそれに近くなるのはおそらく親知らずを除いて全部の歯が出そろった時期ですよね。
中学生くらいになればそろってくるのがイメージとしてわきますね。
さてその後、歯を生やす入れ物としての顎が成長している間は噛み合わせは定まりにくいと考えます。
その顎はいつまで成長するのでしょうか?

ちょっと考えてみてください。

予防って

とっても大切なんです。
うちではなるべく一度診療に目処がついた人は積極的に定期チェックをお願いしています。
それは汚れがたまってるからお掃除するばっかりじゃなくて全体のチェックをしていくという事です。
どうしてこうなるかというと実際のところ歯医者さんで治療が終了すると何となくもうしばらく大丈夫と思いますがそこから管理が始まるのです。
例を挙げれば日頃使っている歯は毎日食事などで使われる事で減っていきます。
使用頻度や当たり方、素材や習癖などで様々な減り方をしていきます。
それは全体のバランスを少しずつ崩していきます。
そこで私たちでは全体の減り方を確認しながらアンバランスな部分を修正していきます。それは削るばかりではなく足す場合さえもあります。
これは結構重要な事なのです。
よく虫歯になりやすいとか、壊れやすい外れやすいなどの相談を受けますが物理的に安定して使うのは難しい歯が結構あります。その場合には矯正をお勧めしたり周囲の環境を含め抜本的な見直しをお話しするケースも少なくありません。
しかしながら、矯正には費用と時間がかかりますし他のケースでもそれなりに今使えている物を壊して新しくするという事に抵抗感があるのは当然ですからなかなか実際に解決しない場合もあります。
ですから逆に予防の管理をきちんとして物理的に難しいケースをそれ以上ひどい状態にしないようにしていくのも一つの仕事と考えます。
顎関節症の話などから噛み合わせなどはよく知られるようになりました。
治療の話を聞いていく中でそこには正しい噛み合わせが誰にでも解りやすく存在するような印象を受けます。
実際には正しい噛み合わせなどという物が解りやすく存在する事はないと思っています。
もちろんそれに近い物はリリースできる自信はありますが、完全なポジショニングは存在しないと思っていていいでしょう。それは人間が機械ではなく人間であるからなんです。

長くなったので続きは次回に

ちょっと日常の話題

ワールドカップが日本予選敗退で残念な結果に終わりましたね。
結構サッカーが子供の頃の記憶に残っているので見てしまいます。
夜中に眠れなくて起きたときに限っていい試合をやっていて少し寝不足気味かも。
個人的には頑張ったと思うけど妥当な線で予選敗退なのかなと思う。
残念ですけどね。オーストラリアもクロアチアもヨーロッパリーグなんかで活躍している
選手が多いし、ローカルの選手もそのレベルにきちんと合っている感じがしました。
しかし日本はそうではなかった。
中田の活躍といらだちだけが残ったこのワールドカップ。
次の監督がだれにしろ枠が少なくなるアジアでまた代表として出場できる事を祈ります。
チームとして戦う事の難しさを実感したと言っても良いかもしれないなあ。

選手監督共におつかれさまでした。

さて日常の話題もそうですけど、仕事にも言える事かも........チームワークって。
出来るスタッフだけで働く事が出来れば先生も最大限の力を発揮できるかもしれないけ
ど実際は難しいですよね。
人数がいれば一人一人がきちんとやって行く事を続けるのが難しいんです。
どうしても自分の役割を決めてこれくらいなら良いかなという甘えが出てきます。
目標設定をするとこれまた目標以外の事に気が行かなくなるので、全体を見失ってみたり
するので管理者は頭が痛いです。
しかし、実際こんな問題と一生戦っていくのが経営者ですから。
自分の事も含めいつも見直しをして新たな目標設定をして気配りをしていく......
頑張らなくちゃね。

先生と患者さん

タイトルからピンとくるかどうか解らないけど最近ものすごく違和感がある
事がありました。
先生の卵を面倒見る立場なので研修の先生にも会うし話もします。
ただ実際に研修にくる先生は本音の部分は話さないのである程度同じよ
うな価値観を持ってくれていると期待して教えています。
期間が短いので何とも言えないのですが頑張ってくれる人もいるのです
が、駄目な人もいます。
こないだ、偶然に食事をしているときに後ろの席で大きな声で話をしている
人がいて話の内容が丸聞こえだったのですが、どうも歯科医師の研修中の
様でした。

「だいたいさあ....なにもやらしてくんないんだよね。」
「そうそう、何の為に開業医なんかに研修行ってんだと思ってんだろうね。」
「俺的にはさ、あんなとこいるような成績とってた訳でもないしさ、もっと待遇
良くても良いと思うんだ。せめて気に入らなかったら変えてほしい。」
「そうそう、大体さ施設なんかもしょぼいし機材も見た事あんまりない安いもん
ばっかだしさ。」
「慣れてないんだから失敗するの当たり前でさあ....こないだも本気で怒って
レポートとか出すんだぜ。学校でもないくせに。その上、答えとかさ教科書で
調べてっても違うって言うんだぜ。もう全然理解不可能で....とりあえず聞い
てるフリだけしといた.......」

あああ..........やっぱり。
どこの研修生もきっと同じような事思ってるんだろうなあ。と思いました。
けど考えてほしいんですよね。
これだけ研修が必要と言われて大学病院だけでなく一般の診療所でも研修
をする時代になって失敗するのが当たり前な人を研修させたらつぶれるって。

患者さんだって研修生なんかに診てもらいたくないでしょう。普通。
その辺を理解して患者さんの気持ちになってほしいんですよね。ほんとは。
だって、歯医者に成り立てってことは一番患者さんに近いんだから。
少なくとも僕たちよりは。

なんか、昔は自分が習う立場だったら謙虚に患者さんに迷惑をかけないよう
先輩のように出来るようになりたいと思って失敗しちゃいましたが..............
けど当時はそれも面倒見てくれる先生の言う範囲で仕事してたからなんとか
修正が利く範囲で済んでいたんです。

いまは臨床研修の患者さんをまるで研修の実験台よろしくひどい扱いをする
者もいて絶句します。ゲームじゃないんだから。
まあ時代なんでしょうけど......
なんでも面倒見てくれる事が当たり前の学校教育は.....
自分の利益が優先し.......
時には他人の命をも軽んじる子を産んでいる。

少なくとも私は恐ろしい事だと思います。

いやはや........

雨ばかりで気も落ち込み気味な感じですが沖縄ではもう梅雨明けもうすぐあの
サウナのような毎日がやってくるかと思うと........それはそれで大変ですね。
日頃この仕事はクーラーの中にいるので他の人からは羨ましがられますが、実
は男なのに冷え性になってしまうくらい冷えるのでこの時期は体の調子がおかし
くなりやすいので注意がいる時期です。
ただ外からおいでになる方の為に温度が下がっているようなのですが、結構中
にいるスタッフがカーディガンを着ていたりして変な風景かもしれません。
お昼休みに暑い中に出るとほっとするのも変ですね。
けどジワジワ汗が出て来て戻ってから着替えることもあるくらいです。

汗臭い先生っていやじゃないですか..........
いくら消臭剤や香水をつけてても。

お仕事に関わる部分のお話は........
最近技工所とうまく行かない事が多いです。再製ばっかり頻発してちょっと不機嫌
かも。
確かに忙しいのは解るけど....駄目な模型は返していいとか、納期がどうしても間に
あわなければ相談しろと言ってるのに平気で破る。
出荷前のチェックも甘くなってて模型で合わない物ばっかり。
患者さんに再印象のお願いするんでも厳しいのに、合わない補綴物持ってこられて
も.........
僕も技工所のお手伝いしてたから作りにくい模型は全部再印象にするって言ってる
のに駄目なんだなあ。
自分の口に入る事を想像して許容範囲を考えてほしい~。

ちょっと愚痴っちゃいましたね。
ああ....もちろん僕は自分の腕を完璧だとか信じている訳ではないんで後で駄目な
ものはとっとと作り直します。その場合の直し代は自分へのペナルティーってことで
甘んじて負担します。

やっぱり気持ち悪いんですよね。不本意すぎる作品て.......

はじめまして

なんだか成り行きで書き込み始めましたが目についたら読んでいってください。
実際に日常で起こっている事や興味がある事を書いていくつもりですが仕事として「歯科医」を
している自分を客観視できる機会かなと思い自分でも興味深いと思っています。
まあどこまで続くか解りませんが仕事をしている限りネタはあるはずなので。

ちなみにうちが忙しい言い訳に僕がよく使う台詞がタイトルになっています。
丁寧に素早くできるのが外科医の素質なんでしょうが気になるとよけいな事までやるので結果
として仕事が遅くなるので「手が遅い」と言うのです。
「手が早い」だとかなりヤバい話ですね。