3気筒の魅力と4気筒の隠し技 | 北国で 頑張れ☆水冷

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(1098s と Race 日誌〜目指せ国際昇格!)

F3の発売が遅れているみたいですね。
発売になったら、速攻見に行く予定でしたが、まだお目にかかれていません。3発すっごい興味あるんですよ。最近。

ゆくゆくはST600に参戦したいので、3発の675ccはも~気になって、気になって(・ω・)/


居ても経ってもいられずに、今日は近所のお店にDaytona675R を見に行って来ました。





1098と比べて、小さい!
1098も小柄だと思ってましたが、600ccクラスの車両はそれ以上にコンパクトで驚きました。これは期待が持てます。

今日は偶然、お店でDaytona675Rを納車待ちのオーナーさんとお会い出来て、お話を伺ったのですが、実は、Daytona675Rの前にF3を予約していたとのこと。

しかし、F3の発売が未定で夏以降になる可能性も出たため、675Rに変更したそうです。

確かにF3はまだ未知の部分が多いです。実車もまだ確認出来ません。
同じカテゴリーのDaytona675Rと迷うお気持ちは分かります。個人的にも、Daytona675Rの方が、エクステリアは好みです。


F3

この角度は好きかな。でもフロントカウルはもっとモッチリと丸っこい方が好きです。アグスタって顔がシャープですよね。


最近、床下マフラーが多いですね。センターアップ好きには少し受け入れ難いものがあります。
価格はDaytona675Rと同じ150万位なので、直球の対抗車ですから本当に悩ましいです。トライアンフにもアグスタにも特別な思い入れがないので、どっちが好き?と聞かれれば、両方好きじゃないと答えてしまいそうです。後はスペックと試乗でのフィーリングで選ぶしかないのですが・・・。


フィーリングと言えば、F3のクランク回転は(ホールの回転とは)逆回転になってるので、ジャイロ効果にも影響がありそうです。コーナー進入時のノーズダイブも幾らか恩恵が出るとか。今日、D札のT田さんに色々聞いてみました。Daytona675Rと同じ3発でも、違いはあるみたいですね。

アグスタジャパンの方も、MFJのホモロゲ取得には少し動きがあるようで、「考えてますよ」とのこと。しかし、ST600でクイックシフター禁止(2モーションは可)でしたよね?それにトラコンはマズいんじゃ?
まぁ、今年乗る訳じゃないので、要らぬ心配ですが、F3がホモロゲ取れるなら、いいですよね。

方やDucatiさんは848で大ゴケ。
ホモロゲも取れず(AMAは取れてるからDucatiJapanとMFJの問題だ!)。
レースで使えないスーパーバイクに何の説得力があろうか!
848エンジンは乗り易い?
レースレギュレーションに縛られない?
各社、技術規制の中で、最高のパフォーパンスを出すため凌ぎを削っています。つまりイコールコンディションでのガチバトル。その枠の中で戦い抜いたマシンこそが、魅力的に写るのです。

話しはF3に戻して、F4よりもコンパクトな車体を生で拝みたいです。
話しに聞くと、シート周りもキュっと、くびれてスリム感抜群とか。



こんな風に美女の尻に敷かれたい。

間違った、早く股がってみたい。
買うなら、このホワイトカラーですね。赤フレームがカッコいい。



あまり好きじゃない角度。
床下マフラー。最近は好きじゃないだよなぁ(・ω・)
タイヤウォマーが当りそうで、心配。






最後に600ccの大本命?

HRCのCBR600RRさんです。



実はパニガーレ買うより、CBRが気になってますし、パニガーレ買うなら、絶対こっち!

なぜ?

そうまで熱く言い切るのか。

それはCBR600RRには隠し技が存在するのです。


CBR600RRと言えば、MOTO2のエンジンサプライヤーなので、MOTO2レーサーは皆、CBR600RRのエンジンを積んでいる訳です。



CBR600RRだけの隠し技とは・・・・。





じゃぁ~~~ん



MOTO2参戦予定のハブステで有名なVyrus 986 M2です。
エンジンは勿論、CBR600RRです。
この市販レーサーキットが一般市販されるとの発表がありました。
確か200万くらい?(価格はウソかもしれません)

HRCのCBR600RRが100万位なので、合わせても300万でMOTO2レプリカが完成。一般ロードモデルも出るので、ホモロゲも取れる?(台数的に無理か)

ST600にはCBR600RRで出て、イベントレースにはVyrus986M2で参戦するって遊び方も出来ます!

1台で2度美味しい!
同じハブステのBimotaTesi3D(空冷)より安くないですか?
(キットパーツの200万も怪しい情報だなぁ(;^_^A)

ハイテクてんこ盛りのパニガーレですが、CBR+Vyrusの魅力には少し霞んでしまいます。

Vyrusは昔お世話になったグリースモンキーさんが総代理店をやっているので、アフター面は問題無いと信じてます。





パニガーレの750cc版が出ない限り、ミドルスポーツでDucatiを選択肢にいれる事は今後ないなぁ。


848は本当、メーカーの失策だと思う。
あれが750ccでホモロゲ取っていたらと思うと、残念でならない。




CBR600RR+Vyrusが最近好き過ぎて止まらない!!!!


2012/05/27 追記:

F3のクイックシフターの件は自己解決しました。ST600のレギュレーション違反にはならないようです。

F3のクイックシフターはスタンダードでは未装着で、オプション扱いになります。シフターの価格は58,800円





オプションならホモロゲを取る際に問題になりませんね。

スタンダード(149万円)とは別に、クイックシフター付きのF3 675 EAS 152万円も発売するようです。

差額はたった3万円。

誰がスタンダード買うんだ?

まさかST600の公認車両はスタンダードのみ?

ST600用にF3を検討してる方は今後の動向に注目。

EAS買って、シフターを外すだけで参戦出来るのか、スタンダードオンリーなのか。(ST600公認は)スタンダードのみの気もします。ST600に適合させる為にスタンダードにシフター付けなかった気がするなぁ。


<付則9>
ST600技術仕様

用語の定義 
改造=オリジナルパーツ (車両公認時に装着されたもの) に対し切削、追加、研磨を行う行為 
変更=オリジナルパーツ (車両公認時に装着されたもの) を、他のパーツに置き換える行為 
材質=「鉄、アルミニウム、マグネシウム、カーボンなど」の分類を指し、製造方法まで規制するものではない。
   各材質は、各々の材質を主成分としたものである。
 
   材質については、必要に応じて製造方法も併記して規制の運用を行う。 
素材=材質と製造方法を含む。

1 : 出場車両

一般生産型モーターサイクルで、FIMまたはMFJ公認車両でなければならない。 
地方選手権においては、MFJ公認車両でなければならない。

7-3 : レースのために変更、改造、チューニングが許可される部分

7-3-7-2-4
レインタイヤは、EマークまたはDOTマークまたはJISの認定マークが表示されていなくてもよいが、「NOT FOR HIGHWAY USE」または「NOT FOR HIGHWAY SERVICE」と表示されていなくてはならない。

7-3-8-5 
足で操作するクイックシフターは認められない。ただし、電気的スイッチを手動で作動させ、チェンジに2モーション以上の動作が必要なエンジンカットシステムは許可される。

7-3-12-1
ヘッドガスケットの変更が認められる。

7-3-16-4
クラッチ・バスケット (アウター) は交換、改造してもよい。

7-3-29
ガスケットおよびガスケット材質の変更は認められる。