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こんばんは。
小玉です。
お読みいただいている皆様、更新が遅れてしまってすみません。
今日は、手順③です。
「誤答に至るこの1箇所!」を見つけ出したら、
例えば、「民法○問目の肢○について、○○という文言を読み落とした!」というように、その「1箇所」を完全に覚えてしまって下さい。
さらに、その「1箇所」について、「ここを読み落とした!」等のコメントを書き加えた上、コピーを取ったりして、毎日見れる状態にして下さい(自宅の机に張り付ける、カバンでいつも持ち歩く等)。
私の受験時代は、前年度の単年度版過去問を常にカバンの中に入れて持ち歩き、いつも眺めていました。
まず、司法書士試験対策として、「平成28年度本試験で出題された問題と全く同じ問題が平成29年度本試験で出題される可能性は薄い」ということは、過去問分析をすればすぐに分かります(もちろん例外はありますが、ここでは考慮しないことにします。)。
しかし、だからと言って、「自分は、平成28年度本試験の問題は全く見ない!だって、同じ問題が出ないんだもん」というのは、マズイです。
どうしてかというと、
「平成28年度本試験での出題方法や出題レベルにおける試験委員の考え方は平成29年度本試験に受け継がれる可能性が高い」からです(別の論点で同じ形式やひっかけをする問題が出題される可能性が高いということです。)。
だから、「同じ知識は出ないから」と言って、平成28年度本試験をやらないと、平成29年度本試験では、平成28年度本試験でした失敗と同様の失敗をする可能性が高いです。
そして、平成28年度本試験における「実際にやってしまった失敗」は、平成29年度本試験で繰り返さないために、意識して直していかなければなりません。
そして、それを約1年間、忘れずにしておくため、「ミスした箇所を問題文ごと暗記しておく」という作業が大切になります。
平成28年度本試験を分析しながら、平成28年度本試験で実際にやってしまったミスを意識して直すために、対策を立てることは、多くの人がやると思います。
しかし、「ミスした箇所を記憶しておく」という作業は、意外と意識していない人が多いと思います。
「ミスを記憶する」という作業を明確にやっておいて、その状態で模擬試験等を受験する。
そして、「模擬試験等で対策を磨き上げていく」というのが、年間通しての勉強で一番大切なことだと思います。
平成28年度本試験の限られた時間内でしてしまったミスは、他では得ることのできない貴重な情報です。この情報は、平成29年度本試験対策として大切に使って下さい。
さらに、「ミスした箇所を問題文ごと暗記しておく」という作業には、「自分はこれが原因で今年ダメだった!」という記憶を1年間持ち続けてもらうという効果があります。
これは、一見すると「意味のない作業」と考えられがちですが、実は、非常に重要な作業です。
当たり前のことですが、受験生の方は、皆さん「人間」です。
だから、勉強するに際しては、「やる気」という要素が大きく影響します。
「やる気」を出すために、常に「平成29年度本試験には落ちたくない」という気持ちを、平成28年度本試験の問題文を毎日眺めて思い出してほしいと思います。
本試験直後と、合格発表時は、「本気で悔しい」という気持ちになり、「勉強頑張るぞ!」とやる気に溢れる状態になる方が多いとは思います。
でも、年明けごろになると、「不合格だったから悔しい」という気持ちがなぜか薄れてしまいがちです。
「教材」、「模試」、「講座」等に忙殺されてしまい、「目の前にあることで手一杯。7月の本試験のことなんて、忘れてしまった。」ということになりがちです。
このことが「本試験に合格するために勉強するのに、勉強に忙殺されてしまって本試験のことを忘れる。」という本末転倒な結果であることは、誰もが分かることです。
しかし、忙しくなりすぎると「不合格だったから悔しい」という気持ちを忘れてしまう。
ですから、これを忘れないため、手順③として、「自分の間違えた問題をコピーして、毎日見れる状態にする。」ということをやって頂きたいと思います。
以上が手順③です。
※私は、7時間後に岡山に向けて出発致します(全国行脚ガイダンスです。)。
以下の日程でやりますので、お近くの方はぜひご出席ください。
以下のホームページ中の、
夏のガイダンス
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