「小玉塾」受講生の方へ(その3) | 小玉真義(司法書士講師)のブログ

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司法書士試験の合格を目指す人のためのブログです。

過去問分析を中心に、試験に役に立つ情報を書いていきたいと思ってます。

こんにちは。

小玉です。

今日は、講座受講生の方向けの記事を書きます。

年も明け、今は択一の勉強で必死になっている頃だと思います。

「必ず合格したい!」という気持ちを常に持ち続けて、一日一日を大切にして、勉強に励んでください。

さて、ライブ講義のほうでは、商業登記法の「知識習得講義」が昨日で終了しました。

ライブ講義では、来週から、問題演習形式の「解法習得講義」のスタートです。

・東京本校ライブでは、1月27日(東京本校ビデオブースでは、1月29日)

・各本校のビデオブースでは、2月1日

・通信講座では、2月10日

から、それぞれスタートとなります。

以下、解法習得講義について説明します。

一、出題する問題の分量について

商業登記法の解法習得講義で演習する問題については、分量的に「とても45分では解ききれないもの」を毎回出題します。

ですから、皆さんとしては、(もちろん、一部の上級者の方は別として、)全部書き切ろうとは思わず、「時間内にできるだけ多くの点数をもぎ取る!」ことを目標にして演習をやって下さい。

例えば、

「今回は、添付書面の記載量が多いから、添付書面を書くのは後回しにしよう」とか、

「今回は、増加する資本金の額の計算が複雑だから、これは後回しにしよう」とか、

「今回は、種類株式の内容の変更の記載を求められているけど、とても書ききる時間がないから、ここは書かないでおこう」とか・・・

問題ごとに、

「時間が足りない時はどの部分を諦めて、どの部分で点数を稼ごうか?」

ということを、実際に現場で体感して、現場で工夫しながら問題を解いてください。

一番マズイのは・・・

「答案の検討に時間を使いすぎて、実際に書く時間がないから、白紙答案になっちゃった・・・」

「解答第1欄の添付書面を書くのに時間をかけすぎて、第2欄以降は白紙・・・」

という状態です。


一回ごとの演習を大切にして、「時間配分に成功する!」ことを目標にして演習をやって下さい。

二、出題する問題の知識面での難易度について

解法習得講義は、基本的に中上級者向けで講義を進めていきます。

「合格までにあと一歩の中上級者がどうやって合格点をもぎ取るか」ということが中心です。

「印鑑証明書の通数について分からない」とか・・・

「取締役会設置会社の定めを廃止した場合の処理手順が分からない」とか・・・

そういう人は、解法習得講義に入る前に、もう一度、知識習得講義でやったことの復習をして下さい。

参考までに・・・

解法習得講義で演習する問題について、知識面での出題範囲は、

①これまで知識習得講義で扱った知識

②すでに配布済みの「これで納得集」に書いてある内容

③①と②の知識の応用

④その他、少し難しめの知識

ということにしています。

ですから、初学者の方や、入門講座終了直後の方で小玉塾を受講している方は、すでに配布している「これで納得集」の全体を一読してから演習をすると、知識面での不安なく問題を解けます。

(「これで納得集」は、択一会社法・商業登記法の対策にもなるように作成していますので、択一会社法・商業登記法の勉強と並行して読み進めていくと、勉強がやりやすいと思います。)

三、「これで納得集」の今後の使い方について

講義で配布している「これで納得集」は、会社法・商業登記法の択一対策に大きな威力を発揮するように作成しています。

毎回の講義で配布している「追加なっとく集」と合わせて全部をファイリングすると、「重要条文だけをまとめた択一六法」になります。

本試験を受験する時点での皆さんの知識としては以下のようになっていることがベストです。


①「これで納得集」に載っている条文の知識

 ⇒理解しておいて、常にに引き出せるようにしておかなければならない知識(条文を覚えるくらいまでやりこむ必要あり。)


②その他、答練等で身につける条文知識

 ⇒聞かれたら答えることができる程度に押さえておく知識

以上のようなメリハリをつけて勉強していくと、択一会社法・商業登記法が得意になります。

「これで納得集」に載せている条文は、本試験までに必ず頭に叩き込んでほしい条文ですので、択一の勉強をする際に、毎回参照して下さい。

これからも一緒に頑張っていきましょう!炎

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