2019年10月25日(金)
術後抗癌剤(FEC)3回目より13日目です。
体調は変わらずまずます良好。左手の血管炎や血管痛は若干腫れと痛みが引いてきました。
乳癌の発症リスクとして肥満(BMI30以上)と糖尿病があります。
乳癌診療ガイドライン 疫学・診断編2018と患者さんのための乳癌診療ガイドライン 2019にもしっかりと明記されています。
私はBMIは30以下ですが、健康的に良しとされている、標準体重よりオーバーしています。しかし、ここ5年位で一気に15㎏ほど増えたので、それも乳癌を発症させた理由の一つかもしれません。
糖尿病ではないのですが、父が糖尿病であったこと(2型糖尿病の発症に遺伝的な要因もあると考えられている)甘いケーキや炭酸ジュース、炭水化物(うどんやパスタ)も大好物なのです。
糖代謝を促したり、肥満予防ためには運動と食事なのですが、運動はしないといけないのですが、、、長続きしません。
そこで、色々とネットを見ていると、麹甘酒(酒粕から作るのではなく、米麹から作るもの)が砂糖代わりになるというものでした。
普段の料理の際には甜菜糖を使っていますが、本当に甘酒が砂糖の代わりになるのか?と疑問に思い。作ってみました。
市販の麹甘酒は近所のスーパーになかった。もう少し寒くなると入荷する予定だとか。
その前に糖類について
・単糖類
ブドウ糖・果糖→果物やはちみつ:血糖値をあ上げやすい。摂りすぎると肥満になる
ガラクトース→牛乳・乳製品:血糖値を上げやすい
・二糖類
ショ糖→砂糖:分解され血糖値を上げる
トレハロース→キノコ類やパン酵母:血糖値を上げる
麦芽糖→麦芽や水あめ:血糖値を上げにくい
乳糖→牛乳乳製品:血糖値を上げにくい
・多糖類
でんぷん→穀類やいも類:血糖値上昇はゆるやか
オリゴ糖→しょう、ごぼうや玉ねぎなど:消化吸収されにくいので、血糖値が上昇しにくい
普段使っている甜菜糖にもオリゴ糖が含まれていますがわずか5%ほどです。上白糖とエネルギー量(Kcal)は変わらないミネラルを多く含んでいることと、5%のオリゴ糖が、腸内環境を整えてくれたり、便秘を改善したり、免疫力を高めてくれるらしいので、上白糖よりは良いかなと思います。
米麹から作る甘酒はでんぷんが主体であるので、血糖値上昇は緩やかで、、オリゴ糖を多く含むそうです。(割合は不明)
また。麹甘酒は1日に50ml~150ml程度なら血糖値上昇への影響はないそうです。
さて作り方ですが、米麹のパッケージに書かれている分量で作りましたが、結局、お湯を足したりしましたので正確な分量は不明です。
使った米麹はこれ
パッケージには、米麹と炊き立てのお米か生米にお湯(60度程度)を入れてすりこ木でついて、それをビニール袋にいれてこたつなどで、50~60度を保ち1昼夜置くと出来上がりとありました。
しかし、私の家にはこたつがありません。ビニール袋には入れず魔法瓶にいれ、ホットカーペットの上に魔法瓶を置き、毛布をくるませました。すりこ木でごはんと麹を混ぜなかったため発酵がうまくいかなかったのです。そして、適当にお湯を足し、良く混ぜて再度温めたら、なんとなくできました。米粒が気になったので、ミキサーで撹拌しました。
日持ちは冷蔵で1週間・冷凍で1か月
魔法瓶以外にも、炊飯器で作る方法やお粥を炊いてか作る方法などもあります。
本来なら温度管理しやすい、甘酒も作れるヨーグルトメーカーが良いのですが、欲しいけれど、狭い台所なので、考え中です。
作った甘酒を料理に使いました。
一昨日はマルコメ味噌のページにあった、米麹と味噌鍋
昨日は鶏の照り焼き
今晩は白菜と厚揚げの煮物
感想は
お鍋は甘酒を入れすぎた(レシピより勝手に多く入れていたため)甘ったるくなったので、コチジャンや豆板醤を入れて適当に作ったため、次回はなしかな
鶏の照り焼きは、鶏肉が柔らかくなり美味しかったけれども、普段の照り焼きに比べてパンチが少なかった。
白菜と厚揚げの煮物は美味しかった。普段甜菜糖で作るものより、まろやかな味で癖のない甘さでおいしかった。
まとめ
麹甘酒や麹甘酒を使った鍋などはレシピ通りに作らなかったのでと評価しにくいけど
麹甘酒は砂糖の代わりになり、体に良い。ただ料理によっては微妙な味になることがある。
肉や魚料理の下味として使うなら、麹が肉や魚を柔らかくする。
麹甘酒を砂糖代わりに使う場合は、砂糖の倍量が必要だけれども、麹甘酒の濃さや甘さで調整する。
今度は、しっかりとレシピ通りに作ってリベンジしようと思います。また、砂糖の代用として、どんな料理だったら、麹甘酒と相性が良いのか試していこうと思っています。
*夫は甘酒が苦手らしいけれども、内緒で仕込みます。