53歳おっさんです。

 

今読んでる小説『おまえの罪を自白しろ』

政治家の孫娘が誘拐されたと言うストーリー

100ページ前後に良い事が書いてある。

 

政治家の裏金について、金集めが得意な秘書がいる。

支持者名簿をせっせと作る、数千の偽名で並べたリスト分の党費を納める。

偽名??? 支持者の嵩増し、支持者が少ないから偽名だらけの支持者名簿、何の為?

名簿の提出は、党への忠誠心を示す指針、貢献度によって公認だとか、比例代表の順位に影響する。

支持者を水増しした分の党費は政治資金から捻出するらしい。

存在しない支持者を裏金で作り上げる。

選挙に金が要るの意味の一つかもしれない。

党の公認だとか比例代表の順位は党への貢献度=支持者の数(嵩水増し)

党への貢献度=裏金の多さで存在しない支持者を水増しする。

存在しない支持者の数だけ党費を納める。=裏金が一杯いる。

権限が無いのに、影響力だけで権限があると思わせる立ち回りであったり、橋やダムなど県と国交省で決めるけど、省庁の役人に地元の話を繋ぐのが地元選出の政治家の仕事であったり、地盤を築き国政の中をのし上がっていく。

官僚は出世レースに熱心で、最高階級の事務次官を目指す。

ゼネコンは政治家に近づいて利益を手繰り寄せたい、国の予算は単年会計で使う額が決められているから、手をこまねいているうちに他の議員と他府県に予算を奪われる。

政治家は必死に地元の案件が通る様に予算の確保に奔走する。

全ては予算を食い物に成長を目指す。

関わる者全てが上へ上へと高みを目指す。

政治家の実態は苦行の様に見えてしまう。

悪どい人ほど影響力と言う裏金パワーを持っている。

影響力と引き換えに忠誠心と言う表に出せないお金で買っている。