冥土のみやげ in ポーランド -3ページ目

ユーロスターはヨーロッパを走る特急列車です。早めに予約しない限り、値段は結構高め。チケットは日本語でも買えますが、手数料がかかります。業者に代行して購入してもらう方法もりますが、ここでは公式ホームページからの購入方法を載せています。最後に利用した2012年3月中旬時点での話なので、仕組みや料金が変わっている可能性があります。

■メリット
数ヶ月前から予約しておけば、チケットはかなり安く購入できる。荷物の液体制限はないので、飛行機よりも気楽に利用出来る。またスーツケースのサイズにも神経質にならなくていい。陸路なので、外の景色も楽しめて主要駅に止まるので各市内中心部まではすぐ行ける。チェックインも飛行機より遅めで定時出発厳守。空席があれば、追加料金なしで予約した時に座席の指定ができる。

■デメリット
約2ヶ月前~直前を切ると、いきなりチケットが高くなりだす。ロンドン‐パリ間が片道1万超えたらイージージェットが安く済みそう。

■もうちょっと詳しく
1 搭乗時と入国審査
ユーロースターでは1つしか国境をまたいだことがないので、数カ国通る場合は分からないが、車内ではなくて駅で入国審査があった。ちなみに、パリでは駅にUKボーダーがあったのでロンドンに着いてからはそのまま改札を通るだけだった。セキュリティチェックは厳しい。2等でも30分前のチェックインは可となっているが、1時間前には並んでおかないと行列を見てビックリするかも。

2 スタンダード車両の配置
スタンダードまたは2等席では、シート2席‐通路‐2席 前後には荷物置きだった。そんなに狭くもなく足もペダルにおけて、テーブルもあるのでスタンダードでも十分。車両がいくつもあり長いので、その分は歩かないといけない。

3 1等と2等のチケットの違い
1番安いスタンダード(通称2等)はキャンセルしても返金はないが、2等フレキシでは条件はあるもののキャンセルをした場合でも最高で全額返金、変更可能。日本でいう格安1等はプレミアムスタンダードのことで、キャンセル時の返金はないがシートもゆったりしており、新聞のサービスと食事が無料で付いてくる。ビジネスクラスになると待遇は1等と一緒で、返金と変更の融通が1等フレキシより良い。また1等やビジネスクラスの乗客はラウンジが使える。

4 当日に予約の紙忘れたら
セキュリティチェックに行くまでに改札のようなものを通る必要があり、バーコードリーダーを通さないと進めないので、忘れたら大変。念のために予約番号を別に控えておくと安心。
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子音交替は原則的に基本となる子音が後に来る母音e,i,yと半母音jに影響されて交替する現象をいいます。これは発音の便宜のために自然と変化した音です。例えば「真昼間」を「まひるま」ではなく「まっぴるま」というのと同じです。ポーランド語では、その基本となる子音は以下4つのグループに分けることができ、更に第1~4子音交替の4種類に区別することができます。この子音交替は主として名詞や形容詞の格変化、動詞の活用によって起きます。

p, b, f, w, m, n, r, ł
第1~3子音交替を起こし、いずれも交替した子音が同じである。

t, d, s, z
第1と第2子音交替が同じものになるが、第3子音交替は異なる。

k, g, ch/h
第2と第3子音交替が同じものになり、第1子音交替は異なるものになり、さらに第4子音交替まで起き、それは第1~第3子音交替のいずれとも異なる。

st, zd, sn, sm, sł, zł, sk, zg
連続子音も1~3の個々の子音の子音交替と類似した子音交替を起こす。単に個々の子音を組み合わせて生じるのではなく、別の特別な派生的子音の組み合わせとなる。

子音交替の種類
第1子音交替 ()内を子音交替後とする
p(pi), b(bi), f(fi), w(wi), m(mi), n(ń), ł(l), r(rz), t(ć), d(dź), s(ś), z(ź),
k(c), g(dz), ch(sz/ś), h(ż/ź)
st(ść), zd(źdź), sn(śń), zn(źń), sm(śmi),
sł(śl), zł(źl), sk(sc), zg(zdz)

この交替が起きるのは、これらの子音が第1子音交替に関する母音e,iの前に位置する場合である。第2、3子音交替と重なるものもある。

第2子音交替 ()内を子音交替後とする
k(cz), g(ż), ch(sz), h(ż), sk(szcz), zg(żdż)

これ以外は第1子音交替と同じである。この交替が起きるのは、これらの子音が第2子音交替に関する母音e,iの前に位置する場合、軟音化する作用因子の前に位置する場合、次に動詞の活用では第3子音交替に関するeの前に位置する場合である。
※cとdzは本来は派生的子音であるが、一定の場合には基本的子音として働き、c(cz), dz(ż)に子音交替する。

第3子音交替 ()内を子音交替後とする
t(c), d(dz), s(sz), z(ż), st(szcz), zd(żdż)

これ以外が第2子音交替と異なり、それ以外は第2子音交替と同じである。この交替が起きるのは、jの前の子音の場合である。ただ、jは綴り字の規則により脱落することがある。すなわち、綴り字が-ijや子音+jとなつ場合はjは書かない。この第3子音交替があるのは、動詞の現在形の活用の場合である。

第4子音交替 ()内を子音交替後とする
k(ki), g(gi), ch(chi), h(h')

これに関係する子音は上記に限られる。この交替が起きるもので代表的なものは当該子音が第4子音交替に関する母音eの前にある場合である。これが現れる代表的なものは、名詞の単数造格の場合である。また、ゼロ作用因子が作用して出没母音が関係するときにこの交替が見られる。さらにęが ąの母音交替に伴いこの第4子音交替が促進されることがある。

※第2子音交替に関するeと第3子音交替に関するeの違いはeがaに関与するかであり、第3子音交替が関与する。

文法から見た子音交替
名詞の前置格と与格での子音交替
名詞の中で前置格と与格の語末が-eとなる場合に第1子音交替が起きる。前置格の語末が-eとなるのは男性名詞、中性名詞、女性名詞ともであるが、与格の語末が-eとなるのは主として女性名詞である。
szkoła(学校)→szkole, sufit(天井)→suficie

複数男性人間形での子音交替
複数男性人間形、名詞格変化の場合でも男性名詞で複数生格の場合に第1子音交替が起きる。この場合に関係する母音はiであるが、そのうちの第1子音交替に関するiである。やや特殊であるが、sz(si/ś), ż(zi/ź)の交替もある。
biały(白い)→biali, bosy(裸足の)→bosi


第1活用動詞の現在形あるいは未来形
この2つの形の単数2人称から複数2人称までの活用において活用語尾の-eの前の子音には第2子音交替が起きる。

接尾辞がaであるタイプの動詞の活用
この場合は第3子音交替が起こり、現在形あるいは未来系のすべての活用形で起きる点である。接尾辞のaが消去される。

第2活用動詞でt, d, s, zで見られる子音交替
語幹内や名詞形で現れる基本的子音、不定詞の-iまたは-eの前、単数2人称と3人称、複数1人称と2人称の母音の前で第2または第3子音交替が起こる。ę, ąの前は第3子音交替となることがある。

縮小辞
縮小辞として-ekや-ik/-ykが付加される場合には縮小辞が形成されるが、その語幹の子音が交替するものがある。
krok(歩み)→krok-ek=kroczek, łotr(悪党)→łotr-ik=łotrzyk

最後が-nyの形容詞に起きる子音交替
名詞に-nyを付加することにより形成された形容詞の語幹の子音が交替するものがある。
głos(声)→głos-ny=głośny, noga(足)→nog-ny=nożny
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今度は敬称についてです。英語みたいに Mr/Ms だけで表すことが出来ないのがポーランド語らしいところですが、Sir や Ma'am みたいな言い方は知っている限り、ありません。人称代名詞は通常は主格と呼格が同じですが、敬称の場合はちょと複雑です。

■名詞的代名詞 2. 敬称


男性 ~氏, ~様, ~さん1単数複数
主格panpanowie
生格 対格panapanów
与格panupanom
造格panem1panami
前置格panupanach
呼格paniepanowie1


女性 ~氏, ~様, ~さん1単数複数
主格 呼格panipanie
生格panipań
与格panipaniom
対格panią1panie
造格paniąpaniami
前置格panipaniach1


夫妻 ~皆さん (複数のみ)1
主格 呼格państwo生格 対格1państwa
与格 前置格1państwu造格państwem


①苗字や名前の前に付加されるが、特に名前の方と結びつくことが多い。苗字と結びつく場合は。著しくフォーマルな場面である。例えば、病院で患者を呼ぶ場合である。

②しかし、難しいのは当事者の社会的地位によって、呼ぶ方法が異る点があると言うこ
とである。例えば、被用者が雇用者を呼ぶ場合には pan だけであり、pan に名前を付加したりはしない。しかし、逆に雇用者が被用者を呼ぶ場合には pan+名前 の形で呼ぶのである。

③ państwo は紳士淑女の呼びかけだったり、もっと狭く苗字と一緒に呼ぶ場合がある。
前者の例:Dzień dobry państwu!皆さん、こんにちは(下記の④のように単に呼びか
けであるので、与格となる。)。Witam państwa!皆さん、よろしく。
後者の例:Tu mieszkają państwo Tuski.これはトゥスク氏の家です。Państwo Nowakowie! ノヴァック夫妻!

④直接的な呼びかけでは、pan や pani は呼格で表す。
Dzień dobry, panie Janie!こんにちは、ジャン。名前を付けずに、単に呼びかけだけの場合は、与格で表す。Dzień dobry panu ( pani, państwu )! こんにちは。
※③との違いは③の場合は間接的な呼びかけであったのに対して、④の場合は直接的な呼びかけである点である。

⑤ on, ona, oni, one はよく省かれるが、pan, pani, państwo は滅多に省かれない。ただ、従属節で2番目に出現した節で、両方の主語になっている場合には、省略されることがある。

⑥生格形の pana, pani, panów, pań, państwa は所有形容詞となり、それは変化はしない。
pana kapleuszあなたの帽子、pani mąż あなたの夫、dom państwa あなた方の家等である。この場合、注意すべきは państwa は名詞の後に置かれると言うことと、pana, pani, panów, pań, państwa 自体が男性、女性、複数を表し、関係する名詞の性・数には関係ないということである。

⑦ Pan, Pani, Panowie, Panie, Panstówo と最初の文字を大文字にする場合は、特に尊敬の念を込める時である。