ピアノを始めて7年の娘
小学６年生。
遠征でのピアノコンクール。前回から続き。
宿泊しているホテルは素泊まりのため食事は外に出てとることになる。
旅気分で、駅の近くをフラフラしていると、ストリートピアノを発見！
少し指鳴らしさせて貰えて良かった
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楽器店のレッスン室を借りての練習を終えて、いざ予選会場へ。
遠征なのでもっとバタバタするかなあ、なんて思っていたが、だいぶスムーズだった。前乗りした甲斐があった。
会場はどこに行っても、やはり同じピリピリムード😅
参加者同士で話している子達もいるので、地元の子は知り合いもいるのだろう。そこはアウェー感はあるものの、娘はいたって平常心
ここだけは頼もしい…😅
親はとしては、どんな子が出るんだろう、何弾くんだろう、とか周りも気になってしまう。
受付を済ませて、プログラムで順番や曲目を確認。
平然を装ってドキドキしながら見る。
高学年の部は20人程度の参加者で、娘の順番は後半中頃で絶好の位置❗️(結果への影響もさることながら、他の子の聴いた後に、娘の演奏を聴きたいと思うため。)
曲目は、シンフォニアの子もいるが、インベンションの子もいた。エチュードも、中にはツェルニー30番という子などもいた。
あれ？もしかして、逆に場違いなコンクールに出てしまったのか？
不安に思って、出身地が地元でない子を失礼ながらネット検索してみたら、全然そんなことは無く、ピティナの全国入賞者だった💦失礼しました…。
なんか名前を見た事あるな、なんて子は、もれなくそんな子ばかりだった。
ネット検索なんてしなければ良かったなあ…
みんなの演奏への期待は高まったけど、余計なプレッシャーを感じる😅
娘には言わないし、言たところで変わらないだろうけど
まあ、ピティナの曲で勝負する訳じゃないから問題ないだろう。いや、インベンションはひょっとするとそうなのかもしれない…。
うちはそんな事しないぞ、新曲のシンフォニアで勝負だ🔥曲の使い回りしはできるだけしない。
とか言いつつ、学生音コンで同じシンフォニアを弾く予定だけど…
みたいなことを脳内でぐるぐる🌀考える。
大人ってやつは本当に頭でっかちで嫌になる…。きっと、親なんてこんなもんだろう、と正当化する。
さて、そんな親の気持ちは露知らず、会場に入った娘は他の子の演奏を聴いてリラックス
そして、集合時間近くなったので、あとは祈って送り出すのみ。狂ったように弾いてこい🔥
と相変わらずのアドバイスで送り出す😅
他の子の演奏は、娘がカテゴリー内の最高学年というのもあると思うが、コンクール入賞者であっても、充分やれるかな、と思いながら聴いていた。
もちろん、みんな上手いことに違いはないので、半分くらいの子より上の子たちについては、誰が通過しても良さそうな感じがした。
考えてみれば、予備審査後なのでそれも当然か。
いずれにしても、同じ小学生なんだから恐れることは何も無いだろう。
一方、他のコンクールと明らかに違うのは審査員の量と質。これはゴージャス。小学生の審査と言うよりは、一般の部のためだろう事は明らかだけど、いずれにしてもたくさんの、国内外の音大教授やピアニストが審査をしてくれる。
娘の演奏はどう聴こえる事だろうか。
久しぶりに緊張しながら娘の出番を迎えた。
娘の選曲は難易度的には多分1番難しい。
ミスったりしないかな？とか思いながら祈るような思いで聴く。
どうか、予選通過して楽しい旅行が続けられるような演奏を…とか邪なことも考えながら😎
娘は、アドバイス通り？音楽に入り込んで演奏している様に見える。無事にシンフォニアを弾き終えた。
問題のクラーマー。ゴニョゴニョして発音がなかなか上手くいかないし、地味に跳躍もありかなり難しい。お姉さん先生なんでこれを選んだんだろう…(
)
娘は気持ちよく演奏して、ちょっとしたミスをしながらも、途中から調子に乗ってきたのか、上とか見だして、その挙句、豪快なミスも繰り出しながら、勢いよく曲を締めくくった。
また、100m走じゃないんだからガムシャラに弾かないの(まだ言う😅)、とか思われていたりしないだろうか…
いや、そんな事はどうでも良い。コンクールと言う独特な雰囲気の中、また、見ず知らずの土地でこれだけ堂々と難易度の高い曲を弾きこなしたんだからそれで良いじゃないか。✨👏
上気したような顔で戻ってきた娘。
いやー、調子に乗りすぎた
と言うことだったが、冷静さを失ったことは注意しつつも、縮こまるよりは全然良かったぞ。お父さんは好きな演奏だ🔥と褒めておいた。
その分、ミスも派手だったけどな。
小学生部門の演奏を聴き終えた感じ、多分娘は通っているような気がする。
まあ、毎回そう思うんだけど…😅
ただ、有名人だらけな事を知ってしまうと、その判断も揺らいでしまいそうだが、ここは自分の耳を信じて、お姉さん先生に予選の手応えや弾きっぷりを伝えておいた。
ちなみに娘も同様な感想だった。
ミスがなーなんて言いながら。
引き続き、中学生部門を聴いて、タイトルにある好きな演奏に出会うのだが、長くなったので続く。