ピアノを始めて5年の娘小学4年生。
記念コンサート当日は平日だった。
夕方からではあったが、リハーサルなどは日中から行われるため、自分は有休を取って付き添うことに。
家で練習をして、いつものように演奏を録画してからいざ出陣。🚃💨
コンクールとは違い控え室を用意してもらえて、その扱いに感動する。
リハーサルも10分位時間を貰うことが出来て、気になるところを何度か確認できた。
ホールで改めて聴くと、なんか味気ない演奏だなあ
もうちょっとやって良いんじゃねぇ?とか客席から声をかけたりしながら😂
リハーサルが終わり、途中から合流した妻と、ドレス👗の世話で交代する。
男親だから、控え室(更衣室でもあり)は気を遣う…
ところで、我が家はコンクールなどでも華美なドレスは着ない。なんならワンピースの方が多いのだが、この日ばかりは、記念コンサートなのだからキラキラしたドレスを新調した。
近くで見るとスパンコールがちゃちい感じだが、遠くから見るとキラキラ✨するんだよなあ。まあ、女の子だし、着飾って華やかにしてもらおう。
開場の時間になるとたくさんの人だかり。
小学校からは、友達親子が2組くらいと担任の先生も来てくれていたようだ。休み前に自分でチラシを渡したらしい。あとはピアノの先生が観に来てくれた。
有り難い事だ。
自分も客の列に混じって入場しようとすると、なんとチケットの回収係をやっている方が、大先生であった😮
このコンクールの審査も務められていた方が、裏方までやられているとは…後進のために様々な企画などまでされているんだなと頭の下がる思いだ。
ご挨拶をすると、ご出演おめでとうございます。楽しみにしていますよ。と声をかけて頂いた。
娘の着替えの手伝いなどを終えた妻と合流して客席に入ると小ホールではあるが、300席程の客席がほぼ埋まっているような盛況ぶりで、久しぶりに自分まで緊張してきた。隣りにいる妻はもっとで、緊張して吐きそうとの事であった💦
コンクールとは違いコンサートは責任重大だなあ…
さて、開演の時。
低学年の部のバイオリン入賞者に素晴らしい演奏👏に続き娘登場
(ちょうど今、ちびまる子ちゃんの番組でたまちゃんがピアノ発表会で緊張するという話しをやっていて、見入ってしまった。TARAKOさん…合掌…)
親たちの緊張などはどこ吹く風で、いつも通り足台やペダルを設置する娘。
隣で妻は、あああ、嫌だ嫌だ、どうしよー、大丈夫かなー、とブツブツ言っている。
演奏は普段通りの落ち着いたもので、もう少し娘を信頼しても良いのかもしれない。その資格があってこの舞台に立っている訳だし。
なんて思っていたら、中間部でミス❗️それもミスタッチとかではないありもしない部分を弾いてしまい、飛んだか⁉️なんて、この曲を知ってる人が凍りついたその刹那、次の瞬間、娘は何も無かったかのように戻ってきた‼️弾き直しすることも無く戻ってきた。
その後は何事も無かった様に、堂々と弾けて良かったのではないだろうか。
終演後、ホールでたくさんの方に声をかけて頂き、嬉しそうな娘
こんな瞬間があるから頑張れるなあ。
大先生ともお話しをさせて頂き、ちょっとドキッとしましたね、なんて言われた🤣
ちなみに妻は間違いに気づかなかった様だ。
変な見方かもしれないが、自分はあのミスから、あのタイミングで戻れることが凄いと思った。娘の事を凄いとか思いたくないが、自分には無理(たいして弾けないから当たり前だけど💦)だし、暗譜を越えて、曲やら和音の構成を理解してるからあそこで戻れるんだろうなあ、それをこの場でやれるんだから、やるなあ、と思った。
お前は音楽に向いてるからしっかり今後も取り組めよ
🔥と熱く語ってしまった。(親バカのバカ親ですみません。)
だけど、ちゃんと練習してれば、そもそもあんなミスはしねーんだよ、としっかり突っ込んでおいた
外に出るとすっかり夜。🌃
こんな見え方もあるんだなあ。
この夏の事はこれでおしまい。秋はすぐそこだ🍁