ピアノを始めてもうすぐ5年の娘小学3年生。
前回からの続き。
会場で受付を済ませてプログラムを確認する。
中学年の部はやはりボリュームゾーンで、20人近くもいる💦通過して本選に進めるのは2、3人くらいなので狭き門だ。
娘は前半の方で、勝手にマークしているピティナっ子🏅は後半なので、自分が思うに、比較はしにくい順番ではあるが、曲が同じなので楽しみ😊
先ほどの音教の友達本人にも会ったが、あまり本番前には話さないでと言われていたので、娘にも軽く挨拶する程度にさせておいた。
娘は動じないタイプだけど、色々なタイプの子がいるだろうから、もちろんリズムは乱さないように。
KitKatをあげたら喜んでいた😄
さて、低学年の演奏を聴きながら順番を待つ。
毎度の事だが、娘も一緒に聴いて、小さい子の演奏をリズムを取りながら聴いていて、こう言う真摯な姿勢はぜひ、いつまでも失わないで欲しいと思う。
自分なんかは、何ができてる、できてない、なんで出来てるのか、勝てる、勝てない、etc.…
みたいなモードで聴いてしまうので見習わないと。
でも無理だろうなあ。
もちろん謙虚な姿勢で聴いている。極限の緊張状態で本気で弾いている事は重々伝わっているので。
ミスタッチに反応してる人を見ると、娘に対して、お前があんな反応したら張り倒すからな🔥とキツく言っている。
さて、集合時間が近づいてきたので、妻に集合場所への引率を任せて、自分は中学年の部を聴く事にする。
最初から最後まで聴かないと、なぜその結果になったのか分からないので、なるべく全部聴くことにしている。
予選を通過して来たとはいえ、そこはまだ小学生。
曲が違うこともあるだろうが、仕上げが間に合わなかったのか、通ると思ってなかったのかな?なんて演奏もありながら、娘の演奏順となる。
ドキドキ。
隣に戻ってきた妻と、祈るような気持ちで足台をセットする娘を見守る。
ほとんどの子は親が足台をセットする中、さっさとセットを完了させる娘😂
この時点でお前は勝者だ!なんて事を思いながら曲の開始を待つ。
まあ、実際この舞台に立って演奏するだけで凄いことだよなあ。
出だしは、いきなり、音数の少ない、付点のある、娘の不得意な感じの箇所からスタート。
あれ、音が小さい😟響かないなあ、と思った。なんだろう、いつも思う、こもったような感じ。ハンマーと弦の間にティッシュ1枚、いや2~3枚?挟まっているような曇った音…
ホールの作りの問題だろうか。とにかく、自分はあまり好きになれない響き。
なんて思っている間にも、曲は展開部を迎え、特に大きなミスもなく淡々と突き進む。これまた普段通りの娘の演奏そのまま、あっという間に再現部も無難に終えてフィニッシュ。
演奏は普段通りだが、音の質が気になるところだ…
娘が戻ってきて、後続の演奏を聴いていると程なくして、ピティナっ子登場。
さすがに上手い👏推進力があって、音も娘より大きくクリアーだ。学年も上だし、身体自体も大きそうだから仕方ないのかな、なんて思った。
そして、曲の最後に思わぬアクシデントが。最後の音を5度のまま終わらせてしまった。
審査にどのように影響するかは分からないけど、何が起きるか分からないなあ、と思った。
相手も小学生なので演奏事故は付き物だなあ。大人でも一緒か。
さて、中学年の部の演奏を聞き終えて、いつものように娘に感想を聞くと、3番目位じゃないかとの事で、ズルい順番だなあと思ったが、まあ、1番とは思えないのはわきまえているようだ。
自分は、音の大きさや表現の幅?の様なものが足りない様に思うので、今回は厳しいかな、と思った。
弾けているかどうかで言えば弾けているので、音質を追い求めて引き続き鍛錬あるのみかな🔥
そんな様な事を先生にLINEで報告して、高学年の部の演奏を聴いた。
結果発表の時……
なんと予選通過🎉
ダメだろうと思っていたが、思わぬ結果。
なぜ受かったか自分なりに考えると、きっと音の大きさのようなものは求められていないのだと思った。
その子が持っている音で音楽が表現されている事が大事という事なのではないか。
昨年同じコンクールを受けて、これは受かったと思って結果はダメだった時に、下の学年の1年生の子が受かって
いたのもそう言うことだったのではなかろうか。
色々、深いなあ。
ちなみに、講評がないので多分に想像を含みます。それも素人の🤣
それと、コンクールはミスタッチには割と寛容だと思っている(これも勝手に🤣)のだが、最後の一音大きく間違えてしまった子は残念ながら進出ならずだった。
あれがなければ結果は逆だったろうと(同じ曲だし…)本気で思う。
ただ、素晴らしい演奏だったので、またどこかで聴けたらと思う。
ついでに、モンチッチは受かっていたので、本選でも応援しようと思う。
さて、思いがけず本選に進めることになったので、ここまできたら爪痕を残したい。
やるぞオラー🔥