気がついたら、入寮日から17日が過ぎていました。全く新しい環境に慣れていくという工程を経たためか、あっという間の17日間。もうそんなに過ぎてしまったのか、と若干危機感も覚えます。日々大切に生きなければ。

さてさて、今日はプラハから大学のあるブルノまでの移動について振り返りたいと思います。

 

そもそもwhere is ブルノ? 

ブルノは、チェコの東半分に当たるモラヴィア地方の中心地で、プラハに次いでチェコで2番目の大都市です。場所はここ。

こうやって見てみるとプラハよりもウィーンの方が近いですね。実際プラハからブルノまではバスで2時間半かかるのに対し、ウィーンからは1時間半です。今回、所要時間だけ考えればウィーンから移動の方が良かったのかもしれませんが、プラハ経由でチェコ入国をした方がよいだろうと思い、プラハから移動することにしました。

 

今回利用したのは、Student Agencyというチェコの会社が運営する長距離バス。(実際は傘下のRegiojet社が運行しているらしいです。)チケットは「student agency」とググって、ホームページから予約・発券することができます。人気のある経路の場合、満席になることも少なくないようなので、あらかじめ予約することをお勧めします。

僕も出発2週間ほど前に予約したのですが…お値段なんと7.90ユーロ!!!2時間半の長距離バスが900円台なんて日本では考えられませんよ!あのー、1時間ほどの神戸→関空の空港リムジンの方が高かったんですけど…。しかも、預入荷物は基本無料です!僕はスーツケースとボストンバッグを預けたのですが、料金はかかりませんでした。これは嬉しい!

 

さらに!このバス、ありえないくらいサービスが充実しています。映画が観られるモニター(観てないけど)、新聞・雑誌(読めないけど)、そしてホットドリンクのサービスがあります。まさに飛行機のエコノミークラスのバス版という感じです。乗物が苦手な僕でも、快適な2時間半を過ごすことができました。めっちゃおすすめです。(一応、キャビンアテンダントが同乗するかはチケット購入の際にアイコンで表示されているので、絶対にこのサービスを受けたい方は、その便を選択しましょう。(笑)

プラハ市街を抜けると田園風景がひたすら続きました…。雪積もってますし。そういえば、プラハは僕が到着する前日に大雪が降り、空港が閉鎖されたそうです。1日違いで危ないところでした。

そして2時間半後、無事ブルノに到着!

 

バスターミナルまで、バディー(留学生が現地の生活に慣れるよう色々お手伝いをしてくれる現地の学生ボランティア)が迎えに来てくれ、そこからトラムで寮へ。大荷物でトラムに乗ったせいで、乗客の1人に迷惑そうな視線を投げかけられましたが、気にしない。(笑) いや、地元の人、犬とか連れて乗ってるし、犬もスーツケースもあまり変わらないでしょう。(笑) という感じで、外国人に向けられる視線に対応していました。(この程度のことは想定内。まあ、日本でも外国からの方をついじろじろ見てしまったりしますものね。それの逆バージョンといえるでしょう。)

 

そんなことを考えながら、文字通りトラムに揺られること10分。最寄りのバス停に到着。スーツケース持ちにはきつい急勾配の坂道や階段を登って、寮へ。受付がどこか分からず、ちょっと手間取りましたが、無事チェックイン完了。

僕の部屋は6階なので、荷物を運ぶのが大変だなと思っていたのですが、なんとエレベーターがあるではないですか!え、もしかしてここって日本の寮より進んでる?

 

自分の部屋を開けると、そこでちょっとしたパーティーが開かれていたのにはびっくりしましたが、皆さんすごくいい人たちばかり。ルームメイトはスペイン人なのですが、他にも同じフロアには、クロアチアやポーランド等からの留学生がいます。(すみません。なんかたくさんの自己紹介をされて、国名を把握しきれませんでした…。)到着後、食事とかどうしようと思っていたのですが、フロアメイトたちのご飯会に誘ってもらえて、お話をしながら、ご飯も食べられました。たまたま同じフロアに日本からの留学生もいて、色々教えてもらったりと、人との出会いの大切さを実感した入寮日でした。

こんな感じの部屋に住んでいます。到着直後にも関わらず、すでに散らかっていてすみません…。

 

このあと、1週間オリエンテーションウィークがあり、今週から授業が始まりました。また授業のことも書けたらと思います。ではでは、このへんで!

 
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