Ahoj! (チェコ語でこんにちは!)

留学先のチェコ、ブルノに到着して早くも2週間以上経ちました。トラムやバス等の交通機関を乗りこなせるようになってきたり、行きつけのお店ができたりと、だいぶこの街で「生活」することに慣れてきたかなという今日この頃です。

今回は、記憶が新しいうちに出国~プラハ到着までの出来事をまとめておこうと思います。

 

1日目(2月4日)

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いよいよ留学スタート!出国が遅かったので、散々同期の出国を見送る立場でしたが、ついに自分の番がやってきました。関西国際空港からルフトハンザドイツ航空フランクフルトへ。まあ、フライトは映画を2本見たり、機内食食べたりしてたら、それなりに時間が過ぎます。乗っていれば着きますし。(笑)

そしてフランクフルトで乗り継ぎ。ここからが本番です。無駄に広く、ドイツらしい無機質さが溢れる空港をひたすら進み、入国審査と保安検査です。(シェンゲン協定加盟国では、最初に入国した国で審査を行います。そのため、チェコでは入国審査は不要。)

入国審査は、パスポートとビザを見せて、渡航目的を聞かれてあっさり終了。係の人が2人いたのですが、雑談しながらの審査で、案外ゆるゆる。

続いては保安検査。これがなかなか厳重でした。これでもかというくらい鞄の中身を見られ、服や靴を脱がされ、緊張しました。やはり最近の治安情勢の悪化が影響しているのでしょうね。結果は無事クリア(いや、引っかかっていたらたぶんブログ書いてる場合ちがうし。笑)

乗り継ぎにも成功し、無事プラハに到着~。プラハのタクシーはぼったくりが多いと悪名高いらしいので、Prague Airport Transfersという予約制(出発前にHP上で日本語で予約可)の定額送迎サービスを利用しました。空港ロビーまで来てくれるので安心です。プラハの夜景に感動しながらホテル着。タクシーが、カレル橋とプラハ城を見渡せる道を走ってくれたのですが、ライトアップされた光景が本当に美しくて、チェコに来てよかったと実感しました。

 

2日目と3日目(2月5日・6日)

実は今回プラハに3泊しました。一応飛行機が遅れたりした場合のスケジュール調整や体力回復が目的なのですが、結論から言いますと…観光してました。(笑) チェコの雰囲気に慣れてからブルノに移動する方がスムーズかなとも思ったので。

プラハの街は基本徒歩で巡ることができるので、ひたすら歩きました。(笑)名所と言われる場所は、ほぼ一通り巡りましたよ~。全部載せると長くなるので少しだけ。

旧市街広場: 旧市庁舎の塔からは絶景が臨めます。お金払ってでも上る価値あり。学割もありますよ~。(日本の学生証も使えました。)まさに「百塔の都」と言われているのが体感できます。

 

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天文時計:つい最近修復作業が終了したばかりでピッカピカ!毎正時にからくりが動くので、それを一目見ようと多くの観光客が集まります。意外としょぼいとの意見もありますが。(現にみんな失笑してました。)ただ忘れてはいけないのは、15世紀ごろに作られたものが、修復されているとはいえ、今でも動いているということです!最近の精密機器ってすぐ壊れる印象ですが、昔の方が優秀だったりして…。

 

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カレル橋:夏場は観光客だらけみたいですが、今回は思ったより空いてました。時間帯によるのかも?かの有名なザビエル像(こちらは剝げていないバージョン)や映画「ミッションインポッシブル」でトムクルーズが駆け上がった階段があります。眺めも最高です!名曲「モルダウ」が頭の中を流れていました。

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プラハ城:実は「世界一広いお城」としてギネス認定されています。まー、とにかく広いです。色々見どころがあるので、ゆっくり巡るのがおすすめ。敷地内の美術館で絵画鑑賞していると、ちょうどミニコンサートが始まりました。有料で僕はチケットを持っていなかったのですが、音が部屋の外まで聞こえてくるんですね。それをBGM代わりに見て回っていたところ、「モルダウ」が演奏されたんです!窓の外には、曲で描かれているモルダウ川の景色が広がっており、それがまさに曲のイメージそのままだったんです。この曲は、チェコがドイツ(ハプスブルク帝国)支配下にあった時、祖国への愛と「苦難の時代があっても、いつか明るい未来が来る」という思いを込めて作曲されたそうです。そのことを出国前にテレビで見ていたため、そのメッセージが眼下の風景と重なって涙が出そうになりました。

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こんな感じで、中2日、しっかりプラハを堪能してきました!実は2日目の晩にもう1つお楽しみがあったのですが、それはまた次の記事で!