こんにちはウインク
チェコ在住の日本人バレエ教師ですアップ

こちらに来てから色んな方に子供の学校について聞かれるので、ブログに書いてみることにしましたおねがい

ご参考になるか分かりませんが、私が帰国子女ですので我が家は二世代海外子女になる訳でして……、そんな自分と子供たちの経験を元に見聞きしたお話をしたいと思います音譜


日本人の子供をチェコの学校に入れるには、基本的には日本人学校かインターナショナル・スクールしか選択肢がありませんダウン

公立の学校に入れる場合は手続きが大変、全てのやり取りは全てチェコ語になるので、日本人をはじめ外国人で公立校に通う人の話を聞いたことがありません!?

受け入れ先の学校につきましては、海外子女教育振興財団に問い合わせて頂くか、外務省の諸外国・地域の学校情報(チェコ)のホームページをご覧頂けたらと思います音譜

日本人学校のレベルは国によって様々で、受験対策までしてくれる全国模試強豪校から、日本の公立学校の平均的なレベルに合わせた学校までありますキラキラ

チェコの日本人学校は小中学生を受け入れており、日本の公立学校レベルと聞いていますが、幼稚園の頃だけインターナショナル・スクールに通い、小学校から日本人学校に通いながら語学維持と向上に努め、英検でどんどん上級にチャレンジし続ける優秀なお子様も多いようですアップ

インターナショナル・スクールはブリティッシュ系の学校が多く、日本人が一番多く通っているインターナショナル・スクールの子供たちは半数以上がチェコ人だと聞きます!?

チェコのインターナショナル・スクールの学費は日本の私立大学並ですから、それを難なく払えるような裕福なご家庭の子供たちが通われているようですびっくり


ところで、インターナショナル・スクールや英語圏の現地校に通えば、子供は自動的に英語を習得出来るとお思いの人も多いかもしれませんが、日本では最低でも10年(中学・高校・大学)掛けて習得出来る英語を短期間で身に付けさせることは、世の中で言われている程に簡単ではありません汗

親子で夜中まで掛かって宿題を翻訳したにも関わらず、すごく簡単な文章問題でガッカリする話は海外子女アルアルですし、大人でさえ慣れない外国の土地に住んで鬱病になる話はよく聞きますから、小さな子供が言語も習慣も異なる学校に通うことになってストレスを感じない訳がありませんあせる

夜尿症になったり、言葉を発する勇気が持てず失語症になって帰国したり、学校にいる間はトイレに綴じ込もったり……、そんな話も聞くことがありますダウン

子供が慣れない土地の学校に馴染む為には、親が努力することがどうしても必要となりますが、日本のバレエ界でも母の会などの親の手伝いは必須ですし、子供に何かを身に付けさせようと思ったら、親は並々ならぬ努力をしなければならない物なのかもしれません!?

今は昔と違ってEALトレーニングなどを取り入れているインターナショナル・スクールも多く、英語が苦手な生徒をレスキューしてくれるカリキュラムがあるようですし、インターネットの翻訳サイトなどを駆使して翻訳することが出来、昔よりは楽かもしれませんが、それでも親が努力をしていない訳では無いと思います!!

ちなみに国によっては、小学校で英語だけでなくドイツ語やフランス語などの授業もある場合があるらしく、そういった第三言語や第四言語の宿題の翻訳は本当に大変で、辞書も無いようなマイナー言語を学ぶ学校になると、親はノイローゼになる程大変なのだと聞いたことがありますガーン

チェコのインターナショナル・スクールではチェコ語の授業があるそうですが、幸いにも宿題は英語で出されるそうなので、親御さんの英語能力にもよりますが、第三外国語の宿題が無い分比較的楽な環境のかもしれません!?


語学習得については、年齢が幼い程に容易だと思われがちですが、年齢が幼い程に母国語である日本語が疎かになりがちですので、日本語と英語のミックス言語になってしまったり、英語を使わない環境(日本人学校への編入や帰国など)に変わったら英語を瞬時で忘れたり…、幼い程に身に付きやすく忘れやすいのも海外&帰国子女アルアルですビックリマーク

先述したようにチェコでは、幼稚園はインターナショナル・スクール、小学校は日本人学校に通われて、お子様の英語能力の向上と維持に成功されているご家庭は沢山あるようですが、そんな親御さんから「私たちは英語が出来ないんです」と言われることも多いです!?

海外子女や帰国子女の語学力維持は昔から難しい課題となっておりますので、ご成功されている親御さんはきっと、本当は英語能力が高いけれどもご謙遜されてみえるか、話すことと聞き取ることが不得意でも英語の成績はかなり優秀な方々か、もしくはお子様の為にかなりの努力をされている方々なのだと思いますキラキラ

子育てに正解はありませんから、どの学校を選んでも正解も不正解もありませんラブラブ

日本で子育てするにせよ海外でするにせよ、子供に何かを身に付けさせようと思ったら、親子共々に一生懸命努力をしなければいけないことだけは確かだと思います!!

バレエでも海外子女教育でも何に置いても、結果的にお子様が幸せだと感じる人生に繋がることを祈っていますアップ