共通テストが終わりました。

またすぐに次の波が来て、色々忘れてしまうと思うので、この時期に

 

「親が出来る」

 

「勉強以外のサポート」

 

について、つらつら書いてみたいと思います。

 

ただし、現在ある程度コミュニケーションが上手に取れている場合のみ可能なサポートも多くあります。

 

お子さんの反抗期のタイミングや性格・性別でも異なると思いますので、コミュニケーション良好な場合のみ出来そうなサポートは青字にしてみたいと思います。

 

 

 

  共通テスト利用入試(私立)の出願(12月から1月)

共通テスト利用入試の「前期」の締切は、共通テストの前日消印有効の場合が多いです。

 

出願は、非常に大変です。

募集要項の隅々まで目を通す必要があるので、時間もエネルギーもかかります。

 

本来は本人がやるべきものかもしれませんが、私は親がやっていいと思います。

 

検索すれば、模試の結果などから「どこなら共通テスト利用で合格しそうか」分かるはずです。

本人が希望する条件をかなえられそうな大学・学部については、出願しておくのも良いかもしません。

 

 

 

  必要書類の準備(11月)

結論から言えば、必要になることが多いのは

 

・高校からの調査書(卒業見込みの場合)

 

・写真

 

・英検等外部試験の証明書

 

です。

 

 

調査書は、学校にお願いして、1通400円くらいで発行してもらいます。急に言われても学校も困ると思うので、早めに、やや余裕を持った通数をお願いしましょう。

おそらく、お子さんが出願先を書いて提出する依頼書をもらってきます。

 

我が家は年末までに12通。

年明けてから2通追加しました。

 

厳封です、絶対に開けてはいけません。

 

同じ大学に複数回出願する場合、その都度調査書が必要な大学と、1回出せば良い大学と、混在していますので、気をつけて。

 

 

 

 

写真は、キタムラで購入しましたが、良かったです。焼き増しも15分で出来るし、データも良いサイズにしてくれます(5MB以上はNGなどありがち。大きすぎても小さすぎてもアップロードできませんから、慣れているところが一番です)。

学生証になる場合も多いので、制服ではなくきちんとした服装で、背景なし・加工なしで撮りましょう。

 

 

 

英語の証明書、これが大変です。

英検なら、画面のプリントアウトでOKという大学もあれば、この証明書ならOKとか、原本じゃなきゃだめガーン、コピーOK、原本のコピーであることを学校長が証明したコピーのみ可びっくりとか、摩訶不思議です。

 

 

英検も、合格していなければだめ、4技能のスコアがあれば不合格でもOKなど様々。

 

 

ホノカの場合、英検2級は2年以内に合格、準1級は不合格、ただし4技能のスコアありなので、2級の合格証明書と4技能スコア証明書と、両方必要でした。

 

 

だらしがない子の場合、ほぼ、高2で個人に交付された合格証や個人別成績表は発見されないので、諦めてさっさとスコア証明書を取り寄せたほうがよいです。

が、これも時間がかかります。

ない!となってから親が家探しするくらいなら、いっそ、合格した時に親が回収して保管するのが一番かも。

バカみたいだけど・・・結局、ないない!って苦労するのは、親なのでね。

 

 

 

ちなみに、我が家はホノカに取り寄せさせたら、違う証明書を取り寄せていましたガーン

 

調査書が厳封なので、なんとなく開けていなかったのですが、ふと不安になって開けてみたら・・・聞いてたスコアとぜんぜん違う!

あやうく間に合わなくなるところでした。

年末年始は、郵便も止まるので、本当にお気をつけて。

 

 

ヒヤヒヤするのが嫌であれば、早め・多めが鉄則です・・・。

 

ちなみに、ウチは2級の合格証は見つからず、諦めました。実力で勝負だ!苦笑

 

 

  当日・交通編

 

当然かもしれませんが、何路線か把握。

 

普段使わない路線の場合、全体像を把握して迂回する場合のイメージもシミュレーションしておくと良いです。

乗り換え案内の画面だけでなく、グーグルマップなど、地図で「どのあたりか?」イメージしておくことをオススメします。

 

親子で一緒に、乗り換えや経路について確認しておくと安心ですね。

いざヘルプを求められた時に、親もわかっていたほうが安全です。

 

 

当日は、朝から15分おきくらいに電車が止まっていないか確認。

 

とにかく早めに行動しましょう!

 

 

 

  当日・持ち物編

 

とにかく温度調整しやすい服装。

着慣れた服が一番です。

 

英字プリントはNGです。

制服でない場合は気をつけましょう。

 

1ヶ月くらい前から、当日の服装について話し合い、合意しておいたほうが良いです。

1週間前になったら、洗濯のタイミングにも気をつけて!

 

鉛筆は、和歌はNG。ロゴくらいは大丈夫そうですが、無地が無難かも。

 

カイロなどは必須ですね!

ひざかけは、申し出れば使用できます(24年の場合)。

 

 

 

糖分補給も、絶対に必要です。

私は、仕事でとても頭を使う研修の講師をすることがあるのですが、その際は必ず甘いおやつを用意してもらいます。

そして、受講者がパニクってきた頃に勧めます。

 

これ、勧められると食べる人と、勧められても食べない人がいます。

健康上の問題や、元々の好き・嫌いがあると思うので断言は出来ませんが、やはり素直に食べる人は、その後持ち直すことが多いです。

 

普段よりも「考える」と、普段よりも「糖分を消費する」のです。

 

「甘いものが食べたい」

 

と思うかどうかは、好みや習慣によって変わるので、そのような欲求に合わせるのではなく時間などで食べるのがおすすめです。

 

「食べたくなってからでは遅い。

熱中症の水分と同じ。

食べたくなる前に、ちょこちょこ補給するといいよ」

 

と話しておきましょう!

 

 

水分も適度にとれるこちらは、やはり優秀。

 

 

お茶飲みすぎると、トイレの回数も増えて大変ですから。

 

 

 

かさばるのが心配であれば、予備はこちらで。

 

 

 

 

それから、共通テストの場合、意外に重要なのが耳栓。

リスニングがあるので、直前の耳ならしのためにイヤホンを持参する子は多いと思うのですが、それ以外に耳栓もあってもよいかもしれません。

 

注:試験時間中は耳栓禁止です!!!

 

 

何につかうかといえば、休憩時間です。

 

推薦で大学が決まっているけれど、とりあえず受けに来ており(それ自体は良いのですが)、

 

「オレたち、もう関係ないもんな〜記念受験!」

 

とずっと喋っていたり、緊張感ゼロで邪魔な輩が必ずいるそうです。

 

私達の時代は、そういう子はあまりいなかったような??

 

 

必要ないなら、受けに来なければ良いのですがヒマなのかも、来たものはしょうがありません。

真剣味がなく、かつ周囲への配慮も出来ないような困った人たちに心を乱されないように、イヤホンや耳栓は重要です!

 

 

 

また、真剣に勉強している子は、必ず学校や塾から

 

「答え合わせは厳禁」

 

と言われていると思いますが、友達同士で答え合わせを始める子も現れるそうです。

聞こえないように、耳栓は優秀です!

100均で買えてかさばらないので、もしもの時用にもたせても良いと思います。

 

 

 

当然ですが、受験票(記名2箇所・写真2枚貼り付け)、鉛筆消しゴム、交通系ICへの多めのチャージ、多めの現金はお忘れなく!