海に囲まれた沖縄で大切にされている海のイベントがハーレーです。

 

聞きなれない人がハーレーと聞くとバイクのハーレーを思い浮かべるかもしれませんね。

 

今年は5月29日(月)に開催されるハーレーのご紹介です。

 

ハーレーとハーリー

地域によって呼び方が少しことなります。

 

沖縄のほとんどの地域ではハーリーと呼ばれていますが糸満ハーレーと港川ハーレーだけがハーレーと呼んでいます。

 

規模が大きいのがGWに開催される那覇ハーリーと旧暦5月4日に開催される糸満ハーレーです。

 

ハーレーは海の安全や大漁祈願をして行われるイベントになります。

 

糸満ハーレー

チームごとにサバニ(ハーレー舟)に乗って競い合います。

 

ハーレーの種類にも色々あって御願バーレー、職域ハーリー、 上りハーリーなどがメインで行われます。

 

転覆競漕

こちらは転覆してしまったのではなく、転覆させて再度乗り込んで競争するクンヌカセー(転覆競漕) です。

 

漕ぐのと舟から水を掻き出す作業があるので大変そうですがとても盛り上がります。

 

早いチームはあっという間に水を掻き出しでゴールに向かうのでそのテクニックに驚きますよ。

 

アヒル取り競争

糸満ハーレーには少し変わった競技があって海にアヒルを放して捕獲するアヒル取り競争というものがあります。

 

捕獲した人はアヒルをもらえるらしいです。

 

会場の道端に捕獲したであろうアヒルが繋がれていました。

 

ペットとして飼うのかな??

 

アヒルを抱いている子供を何人か見かけたのでけっこうアヒルが出ているみたいですね。

 

学校や仕事が休み

ハーレー開催の日が平日って気付きましたか?

 

5月29日(月)です。

 

この日は学校はお休みになり、仕事もお休みになるそうです。

 

それだけ地域では大切にされているイベントなのですね。

 

沖縄ではハーレー鉦が鳴ると梅雨が明けると言われています 。