国の天然記念物
沖縄だけに生息して絶滅危惧種とされているヤンバルクイナについてのご紹介です。
残念ながら私はいまだに野生のヤンバルクイナを見たことがありません・・
ヤンバルクイナを見るためには沖縄でも山原(沖縄本島北部を指す呼び方)まで行かなくては見ることができません。
山原(ヤンバル)にしか生息しない貴重な鳥なのです。
飼育されているヤンバルクイナ
野生のヤンバルクイナはなかなか見ることが難しいのですが飼育されているヤンバルクイナを見ることは可能です。
飼育されているヤンバルクイナはヤンバルクイナ生態展示学習施設で見れますよ。
ヤンバルクイナの特徴
体の大きさは約35cm程度で、クチバシと足が赤い色をしています。
胸元からお腹にかけて黒に白の横ジマが入っているのが特徴になります。
鳥の分類ですがヤンバルクイナは飛べない鳥なので、その分足が速いです。
ヤンバルクイナの天敵
ヤンバルクイナが減少している原因はハブを駆除するために沖縄に持ち込まれたマングースやネコがヤンバルクイナを捕食してしまうのが原因と考えられています。沖縄をドライブしていると道路脇からチョコチョコと顔を出すマングースはよく見かけますね。
皮肉なことにハブを駆除するために持ち込まれたマングースなのにハブを食べないらしいです。。
ロードキルとは?
ヤンバルクイナの減少の一つに生息場所の減少も要因として考えられています。道路やダムなどが作られてヤンバルクイナが道路に出てきてしまうことがあるのです。
そこに走行してきた車に轢死(ロードキル)する事例が多くあるようです。
ヤンバルクイナの飛び出しに備えてヤンバルの道路はゆっくり走りましょう。
ヤンバルクイナの飛び出しが予測される場所には看板や網、ガードレールなどが設置されていて分かりやすいので見かけたら注意して運転してくださいね。
ヤンバルクイナのオブジェ
沖縄にはヤンバルクイナをモチーフにした物があります。親子のヤンバルクイナでしょうか?
こちらはやんばる憩いの森の入り口で迎えてくれます。
沖縄本島の最北端の辺戸岬の近くにあるのがヤンバルクイナ展望台です。
とても巨大なヤンバルクイナなので近くで見るとその大きさに驚きますよ。
野生のヤンバルクイナを見やすい時間帯
沖縄北部の民宿に宿泊した時に早朝や夕方に庭先に出て来たりすると聞いたことがあります。いつかは野生のヤンバルクイナを見てみたいですね。