東京オリンピック誘致を成し遂げて、
地下鉄路線の一本化を目指し、
多くの負債を抱えていた都政を
黒字化した、
などなどで実績を積んだ猪瀬都知事を下ろしてしまった都議会。
その仕切り直しの都知事選挙で
猪瀬都知事を下ろした人々が担いだのは、
共産党はともかくとして
細川氏だった。
細川氏は
総理時代になんの功績をあげられずにいたときに、
佐川運輸からの一億円問題が表明して総理の座を下りた。
その人である。
…………。
猪瀬都知事の返済した五千万円が
問われたものは？
細川氏は一億円、倍額の金額と共に
当時、細川氏が自らの身を保身するために提出した領収書には手書きで印も無いものだった。
猪瀬都知事は
議会で答弁に苦慮した姿が新しいが、
細川氏は少し前の事。
細川総理が犯した事の身の潔癖は依然として証されてはいない。
ましてや細川氏は、時の総理大臣だった時の出来事である。
今の都知事五千万円が悪くて、
その退陣した後に立候補する候補者の総理大臣時代における過去の一億円は許される、
なんて矛盾…。
まさに共産主義思想そのものの矛盾だらけを証明するものであります。
[共産主義とは自分勝手]
[自分の言動全ては、それが人としての道を外れようと悪行だろうと正しくて、対立者の全ては悪で粛正されるもの]
今回の一連は、
旧社会党の都知事時代に背負った大幅な赤字で様々な都政サービスに支障をきたしていた
都政を黒字化にするために都職員と都議会を民間レベルに引き上げようと厳しくあたった猪瀬都知事を、
共産主義系の都議会議員と都職員が、
猪瀬都知事を降ろす画策した事と思わざるを得ない。
粛正なのであった。