ちゅんのこと、葵と橘のこと | ちゅんと時々そらのインコライフ

ちゅんと時々そらのインコライフ

永遠の1歳9か月、セキセイインコ“ちゅん”(バイオレット)と
同年5月15日生まれで実家にいる“そら”(ブルー)の成長記録。
2022年3月26日には葵(あおい)を、6月11日には橘(たちばな)を迎え、
おだやかな時間を綴っています。

今週も充実した1週間を過ごせました。
 
先輩から、
 
「どんなに多忙な時も、
 理不尽な要求をする患者さん相手でも、
 いつも楽しそうに笑顔で対処するでしょう?
 そこがとても羨ましいです」
 
羨ましい、と言われました。
 
すみません。
私、
逆境にこそ燃えるタイプなんです。
 
今まで特異な業界で仕事をしていたので、
非常識なひとに慣れているんですよねぇww
 
それもどうかと思いますが、
お陰でだいぶ生きやすいですよ、ええ。
 
 
 
で、
大事な扶養家族たち。
 
セキセイインコと暮らすようになって、
少し思うところがあるので綴ります。
 
 
よく、
1羽飼いと多頭飼い(または複数飼い)と、
表することを目にします。
 
どちらも経験したので私が思うことを、
ここで少し書き記しますね。
 
まずは永遠の1歳9か月の愛する我が子、
ちゅん。
 
 
1羽飼いだったので、
ちゅんとは濃密な時間を過ごせました。
 
私がすることをトレースし、
常に一緒に遊びたがる反面、
ポインコやキャップ遊びなどの、
ひとり遊びも大好きな子でした。
 
野生のセキセイインコは群れが基本。
 
1羽は寂しい思いをさせるのではないかと、
考えたこともありましたが、
過去、実家で相性の合わなかった番が、
相手を殺してしまったことがあったので、
ペアリングの難しさも知っています。
 
なので2羽目を迎える気は
私には選択肢になかったのでした。
 
 
 
では何故、
葵と橘を迎えたのか。
 
これはそもそも
2羽同じケージで販売されていた、
葵と今は亡き紬との出会いがきっかけ。
 
残念ながら
紬は持病から直ぐ逝ってしまい、
残された葵がとても寂しそうで、
人間に馴れていない葵のためにも
いつか仲間を迎えてあげたいと思って
橘を迎えることになったのだけど……。
 
そこは過去の記事を読んで頂くとして、
私としては葵のためにも、
ちゅんを喪った私のためにも
新たな仲間を迎えたかった。
 
これが正直なところでした。
 
 
ベタ慣れのインコよりも、
仲間同士で過ごして欲しいというのが
当時の私の想いだった。
 
結果、
インコに対してはフレンドリーな
葵だったからこそ、
橘はすぐに慕って仲良くなったし、

私はベタ慣れの子を諦めた、とも言えます。

 
 
彼らはとてもいい相性だったので、
毎日イチャイチャして楽しそう。
 
そんな彼らが私の肩を
遊び場のひとつとして飛び乗ってくるのを
今は幸せに感じています。
 
手乗りのベタ慣れを選ぶのか、
インコ同士の交流を見守るのか、
そこなんでしょうね。
 
 
 
ちゅんとは短いながらも濃密な
かけがえのない時間を得たので、
次に新たな子を育てようという気は
まったくなかったんですよね。
 
というか、
もうインコを飼う気などなかったから。
 
 
 
でも、
訳アリの葵と紬を迎えることに決めた時、
彼らとなら一歩引いたところで
インコとの暮らしを過ごせるかもしれない。
 
そこが背を押してくれたのでした。
 
 
うん、
本当にね。
 
ヒナから育てられたベタ慣れだった
タチバナくんがあっけなくね、
私よりあおいちゃんに馴れちゃったねぇ。
 
スカッとするぐらいに。
 
これが気が合う仲間と過ごすインコの
成長なんでしょうね照れ
 
 
結果、
言えるのはちゅんにだったら
2羽目は絶対に迎えなかった、ということ。
 
彼との生活はとても穏やかで
幸せでしたから。
 
 
私達に外部因子は必要なかったのです。