くぅたんと暮らし始めてすぐのお話です。
うちでは天ちゃんが来るまで、くぅたんは一人っ子
でした。
まだ子猫だったため やんちゃで走り回り、とても
元気な子でした
私もかわいくて仕方なかったですが、一つ困った
ことがあったのです。
それは「噛み癖」…。
くぅたんはことあるごとに私の手や腕、ふくらはぎ
や足首などを噛んでいたのです。
遊びながら「カプッ!」
興奮して「カプッ!」
しまいには何もしてないのに私のアキレス腱を
狙って「カプッ!」
子猫の歯って小さくて鋭いんですよねーー。
その頃の私の手足は血だらけ、傷だらけだったので
「このままではいけない!」と思い、私はある
行動に出ました。
それは親猫・兄弟猫になって痛みを教え込むこと!
ある本だったか、ネットの記事だったかに、
「子猫に噛まれた時はすかさず噛み返して、
その痛さを教えてあげる」と書いてあったのです。
今から思えば無謀な考えなのですが、その時の私は
噛み癖を治すのに必死でした。。
だから、くぅたんに噛まれるたびに首筋を噛み返し
(もちろんソフトに唇で甘噛みです)
「ほら、痛いやろ?」って…
どれくらいやったかなぁ…。
時間をかけて何回も繰り返したのですが、
もちろん噛み癖は治りませんでした
それなのに!!!
くぅたんから遅れること2ヶ月、
天ちゃんをお迎えした途端、
くぅたんの噛み癖はすぐに
治りました!
あの時の私の苦労は何だったの
でしょうか…?
いや、別にいいんです。噛み癖が治れば。
やはり猫は猫同士。
私にはわからない猫だけのやり取りが
あるのでしょうね。
その後、くぅたんに噛まれたことはありません。
もちろん天ちゃんにもないです。
本当に、、あの時の私はどうかしてましたよ。
人間が猫を噛んで(甘噛みですよー)噛み癖を
治すなんてあり得ないですよね?!
そんな人は居ないと思いますが、絶対に真似しない
で下さい。
くぅたんへ
甘噛みとはいえ噛んでごめんね
天ちゃんへ
くぅたんに「噛まれると痛いよ!」って教えて
くれてありがとう