2022.5/16.17 雄山・奥大日岳  積雪期ピ-クハント 山域:立山・剣

メンバ-:山田・伊藤・荒浪・竹尾

工程:5/16 アミュ-ズ豊田(3:00):浜松IC:東海環状:東海北陸立山IC(6:35):立山P(7:15):モノレ-ル(7:40):バス(8:20*9:30):室堂(9:35)(9:45):一の越(11:35):雄山(12:45*13:00):一の越(14:00):雷鳥荘(15:15)泊

5/17 雷鳥荘(6:00):新室堂乗越(6:50):2511mピーク(7:20):カガミ谷乗越(8:40):奥大日岳(9:00):雷鳥荘(12:00):室堂(14:00*14:40):P(15:25);食事後富山IC(17:15):アミュ-ズ豊田(21:10)

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5/16(晴れ)

夜中ともいえる時間に集合、出発。本日は雄山登山のみなので富山側から入山。無料Pは割合空いていてよかった。切符を買うと直ぐに出発。美女平では雪の大谷の壁がまだ16mもあり圧巻。立山が初めての竹尾さんはスケ-ルの大きさに感嘆。室堂平に降り立つと雪景色。一の越手前の急斜面でアイゼン装着。一の越から雄山まではすっかり夏道が出ていた。

雄山から神社にお参りして景色を堪能して雷鳥荘に向かう。晴天で北アルプスや後ろ立山などよく見えた。

宿に向かう途中山崎カ-ルの手前でつがいの雷鳥に出会う。大分夏毛になっていた。雷鳥荘は毎度快適な温泉宿で食事もお風呂も堪能して明日への営気を蓄えるべく早めの就寝。伊藤さんがやや高山病気味だったが薬が効いたらしく不安を抱変えながらも食事ができてよかった。

 

5/17(晴れ)

タップリの睡眠をとり朝食は各自の行動食として軽く食べて出発。伊藤さんの体調も回復。小屋の外でアイゼンを着けて出発。遠くにトラバ-スしているパーティのトレ-スをもらい我々もショ-トカットで稜線にあがる。雪はしまっているので長いトラバ-スも無難にこなせた。最後のピ-クに上がるトラバ-スがややきわどい感じだったが一歩一歩確実にピッケルアイゼンで行く。

 

先に上がったガイドパ-ティがコンテで10人程の大人数で降りてきたが私とすれ違いに一人が足を滑らせてヒヤッとさせられたが皆引きずられず事なきをえた。残念なことにビクトリ-ロ-ドに上がった途端にガスが立ち込めて視界不良。とりあえず山頂札を手に取って登頂記念写真を撮り早々に下山。

いやらしいトラバ-スと緊張の急斜面をやり過ごしてふと見ると青空と展望にため息が出た。展望の良さを皆に伝えると「緊張でそれどころではない」と返ってきた。結構激しいアップダウンを繰り返し最後の斜面は安全をとって雷鳥沢降りた。あとは心臓破りの急斜面を登って雷鳥荘に着く。装備を解いて室堂にてお土産など物色してPまで観光客のツア-の高級バスに4名空きがあり乗せてもらった。シートが高級でフカフカだった。あとは富山で有名な美味しい回転すし屋でお腹を満たして帰宅。2日間晴天に恵まれ途中敗退した残雪の奥大日岳も登頂できて満足の山行でした。

記録・報告 山田瑞穂