しほなら大丈夫
しほを信じてる

そう言われたかった


わたし1人でできることはほとんどない
それに危なっかしくて
迷惑かけるときもある

心配でたまらないのもわかる
口を出したいきもちもわかる



それでもね
俺の娘なんだから絶対大丈夫だ


そんなふうになんの根拠もなくても
信じてほしかった



心配されるより
どこまでもどこまでも
なにがあってもわたしを信じてほしかった



わたしはそのほうがうれしい