こんにちは!ジジイです。
唯一私が誇れる事があるとすれば、それは運の悪さです。
自分でも救いようの無い程の運の悪さには辟易してしまう程です。
そんな私でも稀にやる気が出る時があります。
そして頑張ります。
でもそのやる気を出すたびに邪魔する大きな壁が必ずと言っていいほど立ちはだかります。
私はポンコツでもいいので車が欲しくてたまらなかった時があります。
新車は逆立ちしたって手が届かないので逆に欲しいとは思いませんでした。
ですが自分の手が届きそうな少し古めの軽自動車を運転している年配の方を見かけると、あの人は成功者だ!凄いっ!と本気で思ってました。
それくらい私には車が必要だったのです。
そんなやる気を持ったある日、「よし!自分も今以上に頑張って中古車を買うぞ!」と決意した事があります。
そしてその同じ日の夕方に1通の封筒が届いていました。
各種税金の引き上げの通知書でした。
やる気満々だった気持ちが一気に奈落へ叩き落とされます。中古車なんて夢のまた夢のように私のもとから遥か遠くへ去って行ってしまいました。
そしてまた陰惨な自分に戻るのです。
とまぁ私の人生の中でチャンスが巡って来るたびに必ずといっていいほど邪魔が入って今以上に状況が悪くなる、これの繰り返しだったように思います。
運が悪いといえばそれまでですが、実はもう一つ私が人より抜きん出てる事があります。
それは言葉です。
愚痴、泣き言、悪口、文句、心配事を呟く回数が尋常ではなかったのです。人さまの何十倍も言ってきた自信すらあります。
どうせ私はダメな人間だ。
何をやってもうまくいかない。
良いことなんて1つもない。
きっと間違って生まれて来たに違いない。
全部〇〇のせいだ。
〇〇がなければ私はうまくいってたのに。
私は被害者だ。
これだけ辛い目にあってるのだから良い事の1つくらいあってもいいはずだ。
でも私には自分の人生を変えられる程の力なんてない、、
きっと死ぬまで惨めなまま生きていくしかないんだ、、
気づけばこういった言葉を何十年も延々と呟いていました。
言葉は巡り巡って必ず自分に帰ってきます。
自分がチャンスをつかみかけた時、自分の放った言葉が巡り巡って最悪のタイミングで帰ってくるのだと前回見たYouTubeの動画の中で言われてたように思います。
全くその通りだと私も自分の体験を通じて痛いほど感じました。
マイナスな言葉は言えば言うほど自分の人生を破壊していく事にこの歳で追い詰められて初めてその意味を少しだけ理解できた気がします。
マイナス言葉は百害あって一利なし。
これは間違いなく本当だと身をもって学びました。
こんな人生はもうたくさんです。
だからもう一度、今までとは違う逆の言葉を言おうと思ったのです。
そしたらふと昔何度も講演会に通った事のある小林正観先生を思い出しました。
先生がおっしゃるには、「ありがとう」を2万回言うと妙な現象が起こる、自分の年齢✖️1万回を言うと奇跡が起こる。そうおっしゃっていました。
当時私はそれを信じてひたすらに「ありがとう」を数ヶ月間何万回も言い続けました。
が、結局奇跡どころか何一つ変わる事はありませんでした。
そのうちありがとうの習慣が薄れてしまいそれきりです。
でも今回は何も期待していません。
今まで奇跡を信じていろいろやってきましたが、私には起こらないのだと理解したからです。
ただ「ありがとう」を言い続けるしか私に道は残されていなかったのです。
そして何も期待する事なく数週間「ありがとう」を言い続けました。
すると微かに私の心の中で変化している部分がある事に気づきました。
to be continue、、