これはヤバい。

 

冒頭から、しばらくヤバいかなと思っていたけど、ずっとヤバかった💦

 

こんなにも、憎しみの籠った作品を観るのは久しぶりです。

 

そして、「憎しみは生まれつきじゃない」というセリフ。

 

そうですよね。

 

そうであってほしい。

 

後半の懲らしめと脅迫のスカッとポイントは、凄くなんとも言えない気持ちでした。

 

正攻法で行くんじゃなかったんかい?

 

って言う。

 

まぁ、そりゃ見ているこっちも我慢の限界だったけど。

 

全て、後手に回っている・・・のが「作品」としては面白いんですよね。

 

だからこそやきもきするし。

 

でも、題材的には、なんかもう、「作品」として見れないところもあって。

 

だったら、もっと被害者が出る前に、その強硬手段を使ってよ・・・という。

 

それじゃあ、作品になんなんだけどね。

 

駄作って言われちゃう。

 

優れた作品には、絶対的に「もっと早くやってれば・・・」とか「なんでこうしないの!?」という観客の【葛藤】をとにかく利用しますよね。

 

もう、完全に術中にはまっていますよ。

 

そして、この2人の捜査官の格好いいこと。

 

それぞれ、やり方は違えど、胸の奥に燃えている正義感と怒りは一緒と言うか。

 

僕もめっちゃ燃えましたよ。

 

奴らの懲役短すぎないか!?

 

と。

 

その自分の怒り含め、恐ろしい映画でした。

 

完了