ずっと観たかったのですが、これまた自分の精神状態が万全じゃないとキツいだろうなと思い、今日まで観れず仕舞いでした。

 

精神状態待ちの積み作品もかなりの数になってきてしまっています。

 

元々は、舞台。

 

井上ひさしさんの名作で、こまつ座さんだけでも15回は上演されていたと思います。

 

こちらは、映画版。

 

宮沢りえさんの可愛らしくもあり、深い悲しみを抱えた人物造形、原田芳雄さんの重みを残しつつ、チャーミングな演技が本当に素晴らしいです。

 

特に、お話会の練習から、エプロン劇場の流れは、脚本・演出・演技そのすべてが真に迫り・・・。

 

舞台の魅力は、観客も俳優の身体に同調して、「体験」ができることだと思っていますが、このシーンは、画面からも原田さんの集中がヒシヒシと伝わってきて、目が離せませんでした。

 

そう言えば、僕は広島にも長崎にも行ったことがありません。

 

行かないようにしていたわけではないのですが、何故か機会がなかった。

 

これを機に、訪れてみようと思いました。

 

完了