気になっているシリーズ作品がありまして、知人の俳優に「あの作品って、どうなの?」と探りを入れてみると、帰ってきた言葉は「あの作品出ても、人気でないっすよ」でした。
予想外の回答。
でも、面白い。
確かにね、俳優は人気商売です。
その人が、どれだけチケットを売れるか、視聴率を取れるかで、キャスティングが決まる。
その人がCMに出て、どれだけ商品が売れるか・・・などなど。
そんな当たり前のことを、ちょっと忘れていたわけです、僕は。
で、その作品は、原作は人気があって、劇場も満席だけども、俳優の人気には直結しないらしいです。
っていうか、そういう作品は結構多い。
僕なんか、室井先生がいい例かもしれません。
室井先生の人気と伊藤裕一の人気はイコールではない。
室井先生が好きだ!!
と声高に叫んでくれている方が、ぼくをフォローしてくれていなかったり。
この溝って、何なんでしょうね?
例え、フォロワー数が多くとも、そのうち、舞台を見てくれたり、ファンクラブに入っている人は全然いないという人もいる。
僕らの世界では、「打率」に例えられたりします。
僕だって、キラキラした世界にいたこともあります。
当時はかなり、役と同一視されるのが嫌でした。
普通に生きていても、「そんなことしないで、言わないで」「イメージが崩れる」なんてことを言われて、それに反発して変顔ばっかりSNSに上げていました。
その当時を知っていて、まだ残っている皆様、本当にありがとう。
その節は、ご迷惑をおかけしました。
ってことは、俳優も観客も、実は【役は役、俳優は俳優】という地点に帰結するのではないでしょうか?
同じスローガンの下、溝を作ってしまっている。
私が好きなのはあくまで役であって、俳優が好きなわけではない vs あくまで役は役であって、やっているのは俳優だ
これは、面白いですね。
だけど、それを突破する人たちもいるわけです。
ってなると、やっぱり、俳優個人の魅力を、役の奥に匂わせなければいけない?
うーん。
そうなると、僕のやりたい演技とは違う。
いやいや、そうじゃない。
こんなに役を作りこめる、この人っていったい!?
って思ってもらわなければ。
つまりは、いままで通り、今まで以上頑張っていくしかないんだなぁとおもいました。
ただ、進んでいる道は間違っていない。
あ、あと、余談ですが、僕は俳優を「中の人」というの、あんまり好きじゃありません。
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