昨日のネットニュースで、『加古川シエスタ』の記事をたくさん見ました。

全校生徒が一斉に、机に伏せた状態で10分間仮眠をとる、というもの。

 

半数ぐらいの生徒さんは寝ていないような…?

 

午後の授業での学習効果アップ節電などが狙いだそうです。

試行期間は21日まで。試行後に生徒さんにアンケートをとり、効果を確かめるそうです。

 

ま、これまで学校で「寝る」という習慣がついていない生徒さんにとっては、いきなり「リラックスしてください」と校内放送で言われても…電気消しても明るいし…という感じかもしれませんが、長く集中状態を続けるためには、小刻みに気分転換する方が良いというのは確かです。

 

疲れたなぁ…しんどいなぁ…テレビ見たいなぁ…マンガの続きが気になるなぁ…などと思いながらダラダラ机に向かっても、学習効果なんて上がりません! 絶対に!

 

例えば見たいドラマがあるのに我慢して机に向かったとしても、タマシイはテレビの前ですよ。で、リビングから漏れ聞こえてくるテレビの音に耳を傾けるのでしょう。

 

それなら、見たいドラマが例えば9時に始まるなら、9時ギリまで机に向かう! で、全力でドラマを見る! そして9時54分から全力で勉強する! 

 

更に言うなら、その計画を前もって保護者の方に宣言しておく方がいいでしょう。

 

そして、宣言したことは必ず実行しましょう。

 

すると学習効果も上がり、保護者の方もイライラされることが少なくなるのでは?

 

気分転換については、好きな音楽を聴いたり体を伸ばしてストレッチをしたり、犬や猫と遊んだり散歩に行ったりと人それぞれでしょうけれども、問題は『転換しっぱなしになってしまうこと』です。

 

「5分だけ」と思っていても、ハッと時計を見ると30分経ってる…。よくあることです。

 

特に、ゲームをしているとありがちですね。音楽やマンガのように1曲だけ、1冊だけという区切りが設けられないですから。キッチンタイマーでも使うとか…?

 

『時間を上手く使う人』…、私も憧れます。心がけます。つい時間無制限で仕事をしてしまいますから。

 

 

最後に、この加古川シエスタが今後どうなるのか分かりませんが、今回のように生徒会からの意見が学校を動かし、新聞に載るような取り組みに発展した、加古川中学校の柔軟さはとてもすばらしいと思います。ウチの塾も柔軟に…。

 

追記

ウチの子(4歳)は、保育園で昼寝をし過ぎた日は、夜なかなか寝ません。困ります。