最近フェイスブックの楽しさにはまりつつある朝礼ジャーナリストの黒河龍二でございます。


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「ありがとう」





今朝は楽しさと業務連絡を絶妙に織り交ぜた「浜野レーザーテック」さんをご訪問して参りました♪




浜野社長が朝礼を始めたきっかけは、クレーム件数が多いことから業務連絡をきちんとしようと思い発足したようです。


その効果のおかげで一時期よりもクレームが約半分近くにまで減少します。


しかし、それと同時に浜野社長が中心の朝礼ではなかなか細部にまで意識が浸透しないという問題がありました。


当時、朝礼の進行役は浜野社長自身が行っていたので、当然働く皆さんは朝礼をきちんと聞いてられます。


た・だ・し、



聞いている≠理解している




一例ですが、当時、すごく元気な返事をする方がいらっしゃいました。


通常、元気な返事は経営者としては嬉しいものです。


しかし、ここに落とし穴がありました。


いつも元気があるので、浜野社長もあまり厳しく確認などはしていなかったのですが、あまりにも朝礼で説明した連絡事項とは別の行動(イメージとしては左に行けと言われて、右に行くようなものです)をしていたため、一度、その方に朝礼で説明したことを「復唱」してもらうことにしました。



すると、、、





さっきまでの元気はどこへやら、1分間ほど固まって答えられないのです。






この経験から、浜野社長は、元気な返事は単なる返事。


理解することとは別だと考えられました。



そこで、これは当事者意識がないから起こるのだと気づき、朝礼の進行を朝礼委員に任せることにしました。


その結果、現在ではクレームが当時の1割程度にまで減少し、効率的な経営ができるようになったとおっしゃられます。



それでは今日の言葉は


「元気の良い返事は危険サイン!!


※もちろん理解した上での元気な返事は最高ですけどね^^