ブログをご覧いただいている皆様ありがとうございます。


朝礼ジャーナリストの黒河龍二でございます。


色々な会社をご訪問させて頂いて気づいたことがあります。


それは朝礼の笑顔度合いは


「させられ感」


の度合で決まるということです。


朝礼の制度は大きく分けると2つのパターンに分かれます。


1:トップダウン式

2:現場式


結論から申し上げますと、トップダウン式はほとんど笑顔がありません。


一方現場式は笑顔が多いです。


この違いの大きな要素は


「させられ感」


で朝礼に参加しているか、いないか、なのです。



<トップダウン式>

トップからの命令として「させられている」形となり、参加している皆さんの自発性がほとんどありません。


また、最初はやる気のある人が数名いても、周りのやる気のない雰囲気に巻き込まれ、だんだん形式化していき、最終的に何のためにやっているのかがわからず、ただ作業を行っているような雰囲気になります。


トップダウンン式ではほとんど裏で参加している皆さんが「朝礼なんてやらなければ良いのに」といった愚痴をこぼしています。



<現場式>

現場の朝礼係やリーダーなど、同じ目線の仲間が主体となるため意見も出しやすく、参加型となります。


そうなると最初はぎこちなくても徐々にどうすればもっと楽しくできるかなどを創意工夫し、日々進化しようとします。


現場式では楽しいこととして考えているため「どうやったらもっと面白くなるかなぁ」といった積極的発言が自然と発生します。



これは仕事にも同じ現象が起きていることです。


どんなに良い方法や内容を教えても、本人のやる気や参加しようという意識がなければ、実際は結果につながりません。


それは


「させられ感」


があるため、


「言われたことだけしかしない」


「形式だけはハイと返事する」


といった結果になりがちです。


このように朝礼でも仕事でも


「自分が!」

「何のために!」

「何をするのか!」


を明確に持たなければ、結果(成果)に結びつく行動とならないので、強いチーム創りのためには、会社の経営者や管理職、リーダーといった部下を持つ方はこの点を意識した組織運営が求められます。



それでは本日も私のNo1宣言です


「本気で支える社労士 世界一!」


by 社会保険労務士 黒河龍二