山林内にある墓。
右の墓が最も文字は読みやすい。
二人(御夫婦)の戒名があり、
施主は大野治良吉さん。
文化四年卯年(1807年)建立。
真ん中の墓石は治良吉さんの墓であった。
掃苔したら「俗名 大野治良吉」と。
施主や戒名が難読でまだ読めない。
おそらく施主は治良吉さんの子供であろう。
すると左の墓石は、
治良吉さんの子供の墓で、
施主は治良吉さんの孫と考えられる。
「施主 大野・・・」とある。
孫となると明治に入っているかもと思ったが、
当時の平均寿命は短いのでまだ江戸期だろう。
戒名は「禅定門」なので治良吉さんの息子は僧籍か?
まだ手がかりは無し。
しかし、これは縁。
所有林内に江戸の墓があるとは。
猟期が終われば再び出没。
ハクビシンも。
捕獲するのは忍びないが・・・