3月に入りそろそろ施業は終わり。

 

電線に掛かりそうな危険木伐採も70%は完了。

 

今年度最後の一本。

 

 

 

木は崖の突端に。

横には東電の支柱。

道路に近くとも、生活の場に隣接でも崖は崖、

10mくらいあるので落ちたら死ぬでしょうね。

もちろん伐倒木が直撃でも。

 

無事に伐倒。

山側に引いても枝の偏りで正面に倒れる。

 

日光を求めて枝は伸びる。

山側は枝打ちも必要ないほどに。

 

 

年輪を数えてみたら50年生であった。

ヒノキ50年生でその生涯はなんだったのか。

こんなヒノキやスギが日本には50億立方ある。

 

 

道路に倒れる、電線に掛かるって危険木扱いされた「生きる価値のない生命」

今年度も11本伐倒したので、凡そ500年分の命を無駄に。

だが山主と周辺住民は安心安全に暮らせる。

 

こうした不成績造林地の本数調整伐に係る搬出費用を国にあっては、

全額直接支援すべきである。

平成7年度まで継続していた拡大造林の結果であるから。