私の職場の店長の話を書きます。


彼はそれはそれはもう、ディスニーランドが大好きでございます。

大好きすぎて、大学時代はディズニーでバイトしてたそうです。

特にダンボがお気に入りで、熱く語らせるとすごく本気でウザいです。

もちろん毎年、年間パスポートを更新しています。

店長には奥さんとお子さんがいらっしゃいますが

ご家族はそこまでディズニー好き、という訳でもなく

男一人でディズニーへ行く事もザラだそうでございます。

かつては、休みの度に行っていたそうです。


そして私はディズニーが好きでもなんでもないので、

店長を小バカにして過ごしてきたんですけど。


この度、ディズニーリゾートは、ちょっとした不具合等でちょっとお休みをしているそうです。

それで、年間パスポート持ちの店長が少し心配になりました。

現実逃避の場所がなくなってしまった事と

年間パスポートが無駄になってしまうんじゃないかって事。


とりあえず今日、「年間パスポート持ってるのにディズニー休んじゃって、どうするんですか?」

と聞いてみました。

すると店長は、どうしようもないじゃん、とふてくされた顔で言った後

「いいんだよ俺たちの金なんて。

むしろ俺たちが不自由した分、後々ゲストが沢山来てくれれば、それで俺たちはいいんだ」

と、当たり前のように言いました。


なんだろう。

ただの夢見るバカと思ってたのに。

夢見る側のこの覚悟って、なんだろうと思った。


ちょっとカッコいいな、と思いました。

彼が安心してダンボのアトラクションに乗れる日が

一日でも早く来てほしいものです。


でもさ。

ダンボに一人で乗ってるいい歳の男性って、どうなの?

……いや、好きに乗るがいいんだけどさ。