小選挙区制のからくりについて | 日本共産党 大和郡山市議会議員 高橋ともみ         Offical Blog

日本共産党 大和郡山市議会議員 高橋ともみ         Offical Blog

現在 2期目の市議会議員です。今までは大和郡山市議会で唯一の女性議員として頑張ってきました。
再び市民の皆さまの苦難軽減のため粘り強くがんばります!!

 総選挙(昨年12月16日投票)で衆議院480議席のうち294議席を自民党が独占しました

選挙直後、新聞各紙は『自民 民意薄い圧勝』(東京新聞)『自民【敵失】で大勝』(読売新聞)

などと報じ、安倍総裁も『自民への信任ではなく民主党政治に終止符を打つべきだという国民の

判断』と認めるほどです

小選挙区制のからくり

自民党は、政権から〝退場〟の審判を受けた09年総選挙の得票数よりも、票を減らしています

前回と比べて比例代表で219万票の減です それでも議席数は増えています

小選挙区で、4割の得票でも8割の議席を占めたからです

棄権した人も含めた全有権者比で見れば、自民党の得票は比例24%、小選挙区15%の支持に

すぎません

小選挙区制度は大政党に有利な『民意を集約』するための選挙制度です

一つの選挙区で1人しか当選しないために、大量の『死票』が出続け、今回は史上最高の

3730万票の票が議席に結びつきませんでした

小選挙区制のもとでは小党は淘汰されていきます

これには各紙も『乱立 棚ぼた これでも勝てた 小選挙区制多大な恩恵』(東京新聞)

『小選挙区制の〝魔力〟』(産経新聞)『わずかの得票差が大きな獲得議席につながる 選挙制度の

見直し論議に火がつくのは必至』(日経新聞)と報じるほどです【新婦人しんぶん 2013年1月17日(木) より】

下記の図3は比例票配分の場合の議席数です この票だと良く解ります


過去、私が1期目の時、大和郡山市議会でも小選挙区制度の問題点4点を指摘し、責めて中選挙区制度へ

戻す意見書を提案し挙手採決の結果、賛成多数で意見書を国会及び関係行政庁へ提出させることができました

下記が提出し可決された意見書です