若年性アルツハイマーの家族との軌跡 -3ページ目

10年たった今

2/ 28 急遽入院先から電話

危篤です 来るべき時が来たか…でもやっぱり早かったな…

とりあえず緊急処置と検査をし、今夜持てば何とかという状況 夜病院から電話はなかった
翌日日曜、他の家族も見舞いに。
未だ酸素マスクを付けイビキをかくみたいに寝てるだけ。反応なし。
必死に話しかけたりマッサージしている家族を見守ってただけの私に家族が促し、恐る恐るそばに行き声をかけた

『おいじじ、何してるんだよ。早く起きろ!またケンカするぞ』

父は目を動かした…



私は父が嫌いだった 憎んでいた
若い頃好き勝手して家族が苦しんだから 苦しんだと言い聞かせてる けど自分が辛い思いするのがいやだっただけ?いや、苦しんだ だから父が嫌い
約10年前 たまにしか会わない父に異変を感じ、怒りさながらに母に父を病院行かせて、くだった診断結果
〔若年性アルツハイマー〕
よくよく聞くと覚えが悪くなったと自覚症状があったらしいから更に前からだったのだろう
まさか50代でそんな病気になるなんて微塵にも思わなかったから家族はみな怠けてるだけだと思っていた…

これからは

今までは趣味のパチやスロのことを書いてましたが、これからは密かに進行していた出来事、若年性アルツハイマーの家族との軌跡を綴って行きたいと思います